街のいたる所で一気に輝き始めたクリスマスイルミネーションとともに、ここ最近は気温もグ~ンと下がり、ムードはクリスマス気分へ?????と、、、、、、
早くも師走、いよいよ今年も残りひと月を残すばかり、こんな言い回しも、もうかれこれうん十回と繰り返して来て、お決まりのパターン文句も飽食気味のはず。
小春日和の週末、12月最初のブログ内容はやっぱり後藤田イズム全開でオシャレにスカしてお届けしたい。
そんなわけで本日登場するのは、イタリア人の彫刻家でガラス造形作家のLuciano Vistosi /ルチアーノ・ヴィストジ。
1931年、イタリア・ヴェニス生まれの彼は、輝かしい歴史を誇るイタリアのガラス工房でイタリアの伝統工芸ガラス細工の先駆者的立場として、叔父や兄弟とともにファミリー会社を設立し、数々の彼のモダンで芸術的な作品が熟練されたガラス職人たちのハンドメイドによって、創られてきました。
ガラスの歴史はかなり古く、誰でも名前だけは聞いた事がある美しい発色と輝きで有名なヴェネチアングラスは、ガラス職人たちをヴェネチア近くのムラノ島に移住させ、他に修行の場を持ってはいけない島外不出とされ、厳しい規制のもと、イタリア伝統ガラス工芸の歴史は築かれたとあります。
型を一切使用せず、職人の手作業で制作するハンドメイドのため同じものはふたつとなく、洗練されたイタリアンモダンデザインとハンドメイドの風合いが、絶妙なバランスで明かりと輝きの美を感じさせてくれます。
私がLUCIANO VISTOSIの1968年作成のオリジナル/MUNEGAと呼ばれるフロアライトに出会ったのは、今から14年前、ロンドンで知人のイタリア人ディーラーから見せてもらったのが最初です。
当時のオリジナルはとにかく希少だからと説明され、円高だった事もあり、彼が持っていたふたつのうち、このひとつを大事に梱包して日本に持ち帰ったのです。
高さ50cm以上あるこれだけ大きなガラスをハンドメイドでつくってしまうのはさすがイタリア、感動させられます。
このライト、日本に来る事を望んでいたかどうかは分かりませんが、イタリアからロンドン経由でうちの玄関フロアに今居住しております。
Good Morning の表情
Good Afternoonの表情
Good Eveningの表情
そしてBed Timeの表情
ヨーロッパの美しいデザインが感性をクスグってくれます。
Have a great weekend.