雪、雪、雪、雪、雪のロンドン&コペンハーゲン。


暖冬、温暖化なんて今週の西欧、北欧じゃとんでもない話で、ポカポカ陽気の日本が羨ましい、まともな例年通りの真冬なのであります。
昨晩のパーティーの後、表に出ると小雪が舞っていて、急ぎ足でホテルまで20分掛けて戻るが、身体は芯から冷えて、眠気と疲れが一気に吹き出してきましたが、疲れすぎてすぐには眠れない悪循環の状態でイージーリスニングを聞きながら、ベッドの上で微睡む。
窓の外からは、一段と激しくなった雪と駅が近いせいもあり、たまに通過する列車の通過音と汽笛が聞こえて来ます。
シーンと静まり返った深夜1時半、いつものように夜景を眺めて、ひとりまったりと僅かな睡眠までの時間のひと時が海外にひとりでいる実感を更に感じさせてくれる。
明日は10時のDr Denim/ドクターデニムのアポイントからスタートでMaria Westerlind/マリア ウエスターリンド, Velour/ヴェルア, Charlotte Sparre/シャーロット スパレ、Strayboy/ストレートボーイの既存のブランドだけでも5つ、新規開拓もしなくてはならず、とにかく時間がなさ過ぎて、19時までフル活動で休む暇もないくらい大忙しな1日が予想されるから、そろそろ本当に眠らなくては、、、、、、、、
自然起床で7時に目覚めるが、気だるい感じが抜けきらず、熱めのクイックシャワーで神経を目覚めさせる。
外は、マイナス5度で冷蔵庫気温。
外国人の中にポツンと日本人ひとりのいつもの孤独なブレックファースト、大分ヨーロッパスタイルの味にも飽きて来てそろそろホームシックかも?
午前中予定通り、展示会場で商談、ミーティングを行い、12時のホテルのチェックアウトでもう一度、ホテルに戻るが、部屋に来てルームカードキーを差し込むが、赤のライトアップでエラーとなり、仕方なく、ロビーレセプショプで再使用可能にしてもらい、もう一度部屋のドアにカードキーを差し込むがエラー、付いていない時はこういうもので、部屋はエレベーターから一番遠く、歩くのに1分もかかるくらいと遠い。
結局、3回も往復する羽目になり、これも海外事情とは言え、いい加減にして欲しい気持ちにかわりはない。
時間がなくて、急いでいる時に限ってミニアクシデントは発生しがちな、日本にじっとしてどこにも出かけない人には分からない、何でこんな簡単な事がスムースに進行しないのかとあきらかに症状はジレンマ&フラストレーション症候群とでも言いましょうか、苦痛と苦難の連続の海外滞在なのです。
歩いているだけで、耳がジーンと痛くなる寒さも、昨年のベルリン滞在時のマイナス10度以来で寒さが超苦手な後藤田には、暖房がきき過ぎている?展示会場にエスケープだけど、この繰り返しが身体に良くない。
いつまでも、グタグタと言っている場合ではなく、ベテランバイヤー?の後藤田くんでも今回はそんな呑気な事を言っていられない、ここまでやるかの自分でも感心してしまうほどのハードスケジュール。
夕方からは、アクビの連発でどこにもエネルギーが残っていないくらい動き回り、来場者も多いからどのブースも忙しくて、最後のVelourのオーダーも結局19時ギリギリとなり、その後、レディ ステディ ゴーが一押しのDr Denim/ドクターデニムのブースでミニライブ演奏を20分ほど見て、スカンジナビアの色んなブランドの皆さんにセイグッドバイで電車で空港に向かおうと携帯で居場所を確認してクリスくんと合流して数分が経ったその時、、、、、、
またまたまたまた、クリスくんの様子がおかしく、バッグの中をいじくり回しているから、どうしたのかと聞くとロンドンの家の鍵がないと、、、、、、
過去の様々な物忘れ&ロスト事件に懲りてない、まったくいつまでたってもあくまでも呑気なイギリス人を貫き通す彼に呆れることさえ、飽きてしまってどうぞお好きなようにご自由にどうぞ。
と言うしかありません。
皆さんも、いい加減このネタにも聞き飽きたとは思いますが、フィクションではなく、まぎれもない事実なのです。
今回は別々のホテルだったのですが、忘れていないかホテルまで行って来ると、先に空港に行ってくれと言うから家に電話して忘れていないか聞いてみれば、と言い残して、ひとり中央駅に向かいます。
ここから、またロンドンに戻る7、8時間の長旅の話題は後ほど、コペンハーゲン空港に着いてからお届けしましょう。
今日の1枚は、Dr Denim/ドクターデニムブースでのローカルハウスミニライブの様子をどうぞ。

空港で会ったクリスくん、鍵は見事にロンドンの自宅で呑気なご主人さまとは大違いでお利口にお留守番していたそうです。
笑うことさえも嫌になるそろそろ更年期障害or ボケ老人か? とからかって、鍵ロスト事件は一応解決となりました。
Cheers.