The immigration at Heathrow | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~


予定より10分ほど遅れて、無事にヒスロー空港に着陸。

アナウンスのロンドンの気温は上が14度、下が6度ともしかすると東京より暖かいのかもしれない。

スムースにイミグレーションまでやって来て、順番で呼ばれた担当は黒人のお姉さま。

このひとやたらと質問をしてくるいわゆる好まないタイプ。

意地悪そうに何しにやって来たと聞くから、仕事だと答えるがビジネスの発音すら彼女には聞きとれないらしく、何度も聞いてくるからこいつもしかして、わざとそういっているのかと耳を疑うが、その後も何の仕事だとしつこく聞いてきて、後藤田の機嫌は久々に最悪の指数まで上昇。

こんな簡単な言葉が通じないのは初めてで、入国する理由は人それぞれとしても観光か、学校に行く学生か、仕事に来ているくらいしかないはずでまさに彼女は今朝、夫か彼氏と喧嘩したか、そうでなければ女性特有のピリオドでイライラしているかのどっちかとしか取れない最悪の対応で、すでに80個ほどを数えるパスポートのイギリス入国スタンプをやたらチェックしてひとつひとつ確認して時間を掛けたがる。

女:何しに来たの?

G:仕事。

女:仕事は何なの?

G:ファッションの仕事。

女:どんなファッションなの?

G:ここら辺から聞き方に感じ悪さがあり、イギリスファッションとあまり適切ではない返答

女:それをどうしているの?

G:東京で売っている。

女:どこで、どのように?

G:自分の東京の店で

女:どんなレーベルなの?

G:どうせ言ったってあんた知らんだろうと思ったが、あまりに盾を突くと痛い目に遭う可能性があるから、数ブランド名を告げる。

女:最後に入国したのは、昨年の9月であってる?

G:不機嫌にイエス

女:あんた何日滞在するの?

G: 11日です。

女:入国カードに書いている住所はどこなの?

G:うちのロンドンのエージェントの住所

この質問を最後に機嫌悪そうにスタンプを押してひと言サンキュー、何がサンキューだと思いつつ、機嫌悪くサンキューをお返ししてやっと終了か?

呼び方が優しくお姉さまでスタートしたが、最後はこの女めまでレベル低下してしまう。

なんとか一件落着だが、若者ならいざ知らず、年を重ねて見た目も問題なはずが、、、、、、、、、、、、、こんな目にとは情けない。

でも、完璧に彼女の疑い深い質問攻めの想像と予想は大ハズレだったけれど、彼女の未熟な経験から何かが匂ったのかも?

ファッション、音楽、アートに関わっている仕事をしている人間は少なからず、ルックスで色んな面で疑いをもたれやすいのも事実。

最近、ここまで気合いを入れて聞かれたのは久しぶりで、10年ほどまえにパリからユーロスターでロンドンにやって来て、ウォータールー駅のイミグレで完璧に不信の目を向けられ、持ち物すべてをひとつひとつチックされ、あげくにお前、スピード持っているだろうと変な疑いを掛けられて持参していた常備薬の中から持っていたスリーピングピルをケミカルチェックされて以来の不愉快な女担当。

ウォータールー駅の時も、ふたりの担当者に不審者扱いでたっぷり時間を30分もとったあげく、スリーピングピルのチェックでは、当然何の問題もなしで出て来た担当者は笑いながら、バツ悪そうにう~ん、アイスではなかったよ。に当たり前だよ。いい加減にしてくれ。で、簡単に終わらせようとするが、俺の1錠といえ、薬はどうしてくれるのだと、、、、、、、、、、、、

あれ以来、イギリスの一部のイミグレの担当者にはトラウマが存在か?

中には随分とフレンドリーで親切な担当者もいることもお伝えしておきます。

万国共通、人は見かけによる場合と、人は見かけによらない場合の二通りがあるのでした。

お分かりいただけたかな?

で、預けていたラゲージをピックアップしようとするが、カートがまったく見当たらない。

あたりでは民族衣装を着たおそらくパキスタン人の大勢がひざまずいてお祈りを始めている。

彼らにとっては大事なお祈りで、方角を確認しながら、場所をかまわずの姿勢はある意味信仰の重みと深さを感じてしまうが、我々日本人からみると少し違和感を感じるのも事実。

ラゲージピックアップ後、パディントン行きのヒースローエキスプレスの電車のキップを買おうとするが、なんとまた値上がりしていて、この前まで片道13ポンド50ペンスが、15ポンド50ペンスになっている。

外国為替の円安ポンド高もあって、たった15分の乗車なのに3650円は高すぎないか?

でも地下鉄一駅でも今の為替だと4ポンド=940円、バスでも2ポンド=470円以上するクレイジー物価高な英国だから当たり前なのか?

こんな物価高のイギリスロンドンで短い滞在といえど、必ず何かが起こる毎回の笑える or 笑えないどっちになるか、お楽しみに。

All the best.