クリスマスまでほぼ1ヶ月前となりましたが、最近、気温がグーンと下がった東京でもちらほらと街のクリスマスデコレーションを見かけますが、年齢からくる何かがそう感じさせるのかまったく実感なく気分的にはまだまだ先なように思います。
が、気の早いロンドナーから今年一番のクリスマスカードが届きました。
海外から送られてくるカードは、封 を開ける時から気分を上げてくれます。
12月に入ると去年もお伝えしたロンドンの街角やストーリートでのもみの木販売がキューンと引き締まった空気を感じ、白い息の中、スタートします。
日本の家と違い天井が高いヨーロッパの家には本物のもみの木を置いても違和感なく、外観、内観どちらにもマッチして雰囲気はやっぱりいいですね。
そんなロンドンの現況はというと、後藤田が勝手に思っている名案発掘?変わり者?ロンドン市長のリビングストン氏、今回もあくまでも強気の彼らしく2003年から始まったロンドン市中心部を通過する車両に課税していた混雑税5ポンドが今年7月には8ポンド、今後は、二酸化炭素を多く排出する車両には、驚くなかれ25ポンドを課税する計画だそうです。
今の外国為替レートで換算すると5,625円になります。
普通に車で1日公道を走るだけで5,625円も支払うなんて信じられない話です。
ちなみにどういう車両が支払い義務の対象かというと1キロ走行あたり、二酸化炭素排出量225グラムを超える四輪駆動車や高級車になるそうです。
数字を言われてもまったく検討もつきませんが、結局は排気量が多い車両なのでバスやトラックなどのほうが排出量が断然に多いと思うのは素人の浅はかな考えなのでしょうか?
要するにあるところから取ろうという事で高級車イコールお金持ちという方程式できっとリビングストン市長の悪案?は通過して実施されるのでしょう。
2003年に施行されてからロンドン滞在中に確認した人??名は当然、皆快く思っていないけれど、想像するにきっと言ってもどうにもならないものはならない、地下鉄が途中で止まっても文句も言わないでずっと待っているのも世界一?運賃が高くて、サービスが最低と言われるロンドンアンダーグラウンドの現状に頻繁に起こるから当たり前の習慣としてあきらめの境地なのかも知れません。
ある意味我慢強い英国民性のロンドン市民が本音はどう思っているのか正直分からないけれど、これも文化の違いでしょう。
ロンドン市民でもないし、今は税金を払ってもないから、とやかく言う権利は残念ながら自分にはないのかも?
もうひとつの不思議ニュースは、英国の人名辞典『 WHO`S WHO 』は輝かしい功績を収めたひとが対象となり、名を連れるわけですが、来年の2007年バージョンにイングランドサッカープレミアリーグ/ マンチェスターユナイテッドでイングランド代表のルーニーの名前が載る事が決定したそうです。
サッカー選手でも普通はベテランの域に達し、国から勲章を頂くときくらいに選出される事はあっても、異例中の異例、若干21歳のルーニーがWHY?
どこの国でもイレギュラーは発生するもんだと、どちらも日本人にとって大して気にする事ではないロンドンからのアンダーグラウンドな話題でした。
Cheers.