そろそろワインの美味しい季節がやってきましたが、ワインにあわせてチーズやプロシュート/生ハムをスーパーで見ても今ひとつ豊富な品揃えではないし、とにかく高い。
海外生産チーズがそろっているのは広尾の明治屋や麻布ナショナルマーケット、後は紀伊国屋かデパートの食料品売り場くらいでヨーロッパの食文化に比べるとまだまだ、一般的には浸透度が低い日本では気候、雰囲気を含めて時間が掛かりそうです。
海外の食料品売り場に行けば、発酵されたきついニオイが売り場中に充満して慣れてなかったころは、早々に売り場から退散したのを想い出します。
パック入りだけでなく、ジャンボサイズをむき出しではかり売りしてカット売りしているくらい、欧米人はチーズが好きなような気がしますし、とにかく安いんです。
別に高級品でなくても、ワインもチーズも美味しいものが豊富で生ハムやサラミ、ピスタチオ入りのハムも大好きでロンドンではスーパーで買って良く食べます。
その他には、やっぱりオリーブですね。
もちろん高級銘柄は美味しいですが、特別なこだわりわなく美味しく頂ければいいかなあといった感じです。
来月第3木曜日には、毎年恒例のフランス/ブルゴーニュ地方のボージョレ地区の新酒ボジョレ ヌーボーが解禁され、8時間の時差の関係で日本が世界で一番最初に味わえるとメディアはうたっていますが、長期熟成タイプではなく、収穫したぶどうをステンレスタンクで発酵させるワインにそれほどこだわる必要性があるのかなといつも疑問です。
世界のシェアの4分の1が日本市場で国内産ワインの需要&供給も多くない日本では、チープで話題性で購入してくれるのでこれも日本ならではのひとつのお祭り的要素が強いように思います。
私、過去一度も便乗したことがないし、ロンドンにいてそんな話題は聞こえてこないから、いつものごとく日本人特有新文化なような気がします。
ワインと言えば、ヨーロッパ3大国フランス、イタリア、スペイン、そしてドイツ、オーストラリア、カリフォルニア、最近では南米チリなどが有名ですが、驚くなかれ我が?英国も最近ワイン製造に力を入れて、スパークリンワインでは2005年のワイン&スピリッツ世界大会で見事世界第一位の賞を受賞したRidgeview Marret Bloomsbury と2006年の同じ大会でNyetimber Classic Cuvee も金賞ベストに選ばれるほどの実力でいつまでもバタ臭い伝統的なビールとスコッチウイスキーだけではなく、歴史は確実に動いて来ています。
簡単に受賞銘柄をご紹介しながら、そろそろお別れです。
欧米文化が日本に入って来て、今週はハローウィンデー
Cheers !