時が経つのは早いもので政治家で陰ながら尊敬していた元官房長官の後藤田正晴氏のご遺影にご焼香させて頂いてから1年が過ぎましたが、今般の政局は52歳の若々しい安倍新総理のもと新たな船出の中、神奈川と大阪での衆議院補欠選挙で自民党候補が当選され、初めての国政選挙に完勝したことで政権基盤は安定しそうで初陣を飾ったことに拍手です。
北朝鮮問題を始め、特に外交問題は難題が山積みですが、今回の選挙結果で弾みが付き、徐々に自信をつけられることでしょう。
政治家のスタイル、タイプも守旧派からネオリーダーに替わり、新鮮さと若さは海外に対するビジュアル面でも良いことだと思います。
小泉政権に負けない内容を期待したいです。
色々考える時に必ず、思い返し目を通すのが、後藤田先生の本に書かれている先生が言われていた奥歯にものがはさまったような言い方をするのは好きではないし、そういう言い方をする人も好きではない。曖昧さを嫌い、とにかくはっきり言う,明確に決断する、決断したら実行する。
その明瞭さをモットーにして、相手にもそれを要求する。
わけのわからない、ぐるぐる回っているようなひとは嫌いだ。
要するに、いいにしろ悪いにしろ、はっきりしないひとは嫌いだとおっしゃっていました。
私も、この言葉を大事に胸に刻んで特に仕事では意識して有言実行を心がけています。
だから、だいたい、一応、つもりなどの言葉は極力使わないように意識しています。
お陰さまで外国人からは、この姿勢は好評で分かりやすくて、日本人ぽくないと言われます。
果たして日本人はどう感じているのか知りませんが、まあ面と向かって何かを言ってくる人はいないから、知らないわけだし、陰でどう言われていても知る由もなく、知らなければ傷つくこともなく、所詮、だれからも好かれようなんてことはあり得ない話だし、好かれないまでも誰からも嫌われないようにも結局は同じこと。
もちろん、TPOは大事だし、使い分けをしなくては行けませんが、他人のことを考えて縮こまるより、個性を出して自分らしくアピールする方がより人間らしく自然なように思います。
タイトルのChicken heartの意味は、臆病者、弱虫、弱気、腰抜け、小心者、卑劣、分別のない、尻込みをする、あきらめる、怖じ気づくなど、、、、、、、、、、、、、、、、、、
人間だれでも、ひとりだと弱いもので、どこかで誤摩化したり、自分に都合良く言い訳もしますが、姑息でずるいのはいけません。
曖昧であやふやな若さゆえの自信にいつまでもしがみついているのはみっともないし、貧しい自尊心は男としての成長の妨げです。
行動力のある人は自信があり、自信のあるひとは言い訳の前に行動して結果を出します。
負けそうな気持ちになると自分自身を叱咤激励、そして戒める時に後藤田先生の信念の言葉を思い出し、自分に言い聞かせます。
合掌。