気が付けばもう週末で毎日仕事に追われて帰宅が午前様だったので世の中のことで知っているのは、北朝鮮問題くらいで後はほとんど分かっていない1週間です。
最近は、東京では行動範囲が極端にシュリンク状態。
海外にエネルギーを使い果たしている感じで山間部で始まった日本ならではの紅葉の美しさにも気が付いていないというお粗末さにちょっぴり余裕を感じる為にも目線の位置を変えなくては、、、、、、、、、、、、、、、、
秋も徐々に深まりつつと言いたいところですが、今週、福岡に行っていたひとから聞くと気温25度くらいでとんでもなく暖かい10月で日中は未だ半袖でよかったとのこと。
四季の境目がはっきりしなくなっているみたいでだんだんと季節感が薄れてきてしまっています。
日本より秋の深まりが駆け足で過ぎて行くロンドンのニュースといえば、マドンナがアフリカ南部マラウイの 1歳の男児と養子縁組をしたことに対してイギリスの各紙はタイトル大きく非難の嵐でタブロイド紙&パパラッチが特に大騒ぎです。
もう少し身近なニュースは、ロンドンのケン リヴィングストン市長が以前から提唱していたロンドン中心部の混雑税のエリアがついに後藤田の滞在エリア/ ウエストロンドンのベイズウォーター、ノッティングヒル、ケンジントン、チェルシーにまで広がり、課税対象になってしまうそうです。
実施は来年2月19日からで、反対の声は多いけれど強引に押し切るみたいで1日8ポンド=¥1800も払わされることになってしまう。
嫌なら来るなのいつもの声が聞こえて来そうですが、ひとこと言わせてもらえば、過去、道に示された表示を見ても一方通行が多く、
当然手前で引き返せるわけはなく、仕方なく通行してしまい悔しい思いをしたこともあり、この制度以前から大嫌いなのにノッティングヒルゲートまでだと車を運転する機会もおのずと減りそうです。
その日のうちの夜12時までに支払えば8ポンドですが、翌日からは超過罰金が含まれ10ポンド、それ以降14日以内で50ポンド、28日以内で100ポンド、29日目からは150ポンドと最初の8ポンドなんて安いもんだよとの悪魔のささやきからは絶対逃げられない体制だそうです。
いったい1年間でいくらの徴収金額かというと9,300万ポンド=209億円にもなり、市内の安全と公共交通機関サービス向上に費やされたそうですが、なんか信じられない話です。
だから、逆にパーキングも無料で非課税の週末に街中が買い物客の車で混雑してしまうのです。
ロンドン市内の公共交通機関のサービスは高かろう悪かろうで名高いですが、いったいロンドン人たちはどう思っているのか不思議です。
そろそろ午後3時、気分を変えてアフタヌーンティーのおともにFESTIVAL CINEMA BRASIL in TOKYOから、映画2001年、監督カリン アイノウスのMadame Sata / マダム サタン。
1930年代、リオ デ ジャネイロ貧困街ラパ地区のアンダーグラウンドを生きた黒人ゲイ/ ジョアン フランシスコ ドス サントスの波瀾な人生を描く実話で76年間のうち27年は監獄にいた彼は、チンピラでありながらアーティスト、服役囚、役者、養父、黒人、貧困、同性愛者の様々な顔を持つ彼がマダム サタンに姿を変える、Bohemian/ボヘミアンな生活を送ったある リオ住人/ カリオカの伝説をご紹介。
自分がまだ生まれていない1920、30年代のブラジルはあまりに遠い国。
Have a nice weekend.