ロンドン滞在も残り少なくなり、ヨーロッパものと平行してブラジルからの秋冬物のデリバリーの手配も後藤田がやらざる終えない悲しいけれどこの現実に、東京にいるうちのスタッフはダミーを口にくわえて親鳥がエサを運んでくるのを待っているみたいなジョークにしてはハマりすぎている例えに笑うに笑えない後藤田です。
相変わらずうまくいかず、規模は小さくても国際貿易の葛藤が日に日に増してイライラの連続でこんな簡単なことがなぜ ? と 言葉と文化の違いに苦しみ、国ごとにサービスの根本に大きく相違があり、改めて改めて世界の広さを十分に感じています。
ここまでくると残された道は、神頼み?
神様 HELP ME ! と叫び、何とかならないものかと途方に暮れるが、やっと英国式のスロー&バッドサービスに対して努力の結果、免疫が出来たと思ったら、更に数段、強面で強敵のブラジルのベリースロー&ベリーバッドサービスは、悲しいくらいに最悪です。
きっと世界中のどんな名医の力に頼っても改善の余地はなさそうで、次回の訪ブラジルで解決策を見つけて来ないといけない大きな課題を抱えてしまいました。
今シーズン、少しづつ媒体にも露出してきているブラジルレーベルを日本のファッションシーンで成功させるには、デザイン的な内容より、トランスポートが一番大事かもしれません。
これ以上書くとドツボにハマるので、昨晩、仕事でイギリス人デザイナー/ Ian Batten にコベントガーデンで会った時の模様をお届けしましょう。
彼は、以前もお伝えしたようにすでに2年前に還暦を無事、卒業、はれて60歳代をご老体にむち打って人生ライフをここロンドンでエンジョイしている変わり者の英国人ファッションデザイナーであります。

昨晩行ったコベントガーデンのパブは、イギリスの最西端 Cornwall / コーンウォールの伝統的な食べ物 Cornich Pasty / コーニッシュ パスティー [ 中にビーフ、ポーク、チキン、ラム、ポテト、野菜、チーズなどが詰められたパイ] がある トラディショナルな聖地でここロンドンでも人気があり、ラガー、エール、ビター、ギネスなどどのビールにも合う美味しさ。


珍しくスレンダーなイギリス人美女がパブカウンターにいて、お決まりの写真を一枚。

最近、あまりに熱心に写真を撮っている後藤田を見て、クリスくん随分不思議そうで、会う人、会う人にKAZUはトラベルレポートライターになったと説明しているが、いくら書いても全く金にはなっていないと余計なことまでしゃべりすぎるから、頭をコツン。
Ian と待ち合わせをした Floral Street は、ファッションストリートとしても有名で 通りかかった時に 高級感な雰囲気でロールスロイスとストリートネームサイン、ロシアのBolshoi Ballet のポスターで1枚。

有名すぎてパスしそうなところを、あえてGODIVAのウインドウポスターのイメージを記憶に残す為に1枚。

コベントガーデンマーケットの一角にある Royal Opera Houseのエントランスも雰囲気あり1枚。

いつものごとく木曜日の夜は、どのバブも人であふれていてイギリス人のビールを片手に話し好きなのにはホントに呆れます。
中に入れない人は通りにあふれて1時間、2時間は当たり前で話し込むから、これも伝統的なブリテッシュスタイルで彼らはとても楽しそう。
後藤田も滞在中はパブ巡りのロンドンツアー? に参加、ほぼ毎日どこかしらのバプに顔を出し、イギリス人擬に変身して雰囲気を楽しんでいます。
火曜日には、ワールドカップイタリー対フランス戦をスクリーン観戦した The Maison`s Airms に出かけ、フットボール新生イングランド対ギリシャ戦を観ていたけれど、前半でイングランドが4ゴールも決める好調さ、John Terry/ ジョン テリーのヘディングゴールに始まり、Frank Lampard / フランク ランパードのシュート,更にPeter Crouch / ピーター クラウチの2ゴールとほぼ試合は決まったも同然で帰ろうとした時に、ロンドンのBlick Lane にショールームを持つ、David Weston のNancyがいて、アイコンタクトでセイ ハロー。
不思議といつもどこかで必ず、だれかに出会う。
ファッションピープルの行動範囲は皆、似ているみたいです。


このポスターも構成がかわいく、色目も良いから今後の為に1枚。

本日のCovent Garden 2時間コース& エキストラの Pub / The Maison`s Arms をお楽しみ頂けたでしょうか?
週末のロンドンから、残り2日間天気さえ良ければ、ローカルなおもしろいネタがお届け出来るでしょう。
Have a nice weekend.