昨晩、ロンドンと電話で話していると気温が32度で6月にしては猛暑だと嘆いていました。
エアコンを装備していないオフィ-スはサウナ状態で、熱くて仕事にならない部屋からスイミングプールへと移動した人間もいたそうでさすがロンドン笑うしかありません。
スーパーマーケットでは、夏のグッズ、ビール、アイスクリームやサンローションが飛ぶように売れているそうでこのまま熱い夏が継続しない事を祈っています。
さてタイトルの June bride / ジュン ブライドの言い伝え、6月に結婚する花嫁は幸せになれる。
日本は梅雨のシーズンだから、結婚式は少ないように思っていましたが、毎年、多くのカップルがこの6月に結婚式をやはり挙げているそうですが、そう言われてもいまひとつピンとこないのも事実です。
この言い伝えはやはりヨーロッパからの輸入品?になるわけですが、ひとつの説としてヨーロッパは日本と違い1年で一番良い季節が6月。
確かに長く暗い冬が終わり、ロンドンでも草花がきれいに咲き誇り、街が明るく活気づく季節。
日本とは逆でイギリスは、1年中雨が多い中で一番降雨量が少なく天候に恵まれている6月が自然も含めて生き生きとして祝福されている気分になれる。
ずいぶん昔、ヨーロッパでは農作業の妨げになるという事から、3、4、5月の結婚式は禁止されていて3ヶ月間の禁止から解放され、多くのカップルが解禁の6月に結婚出来るのを待ち望んでいたことから幸せになれる説。
そして、June / ジュンはローマ神話に出てくる女神 Juno / ジュノーから来ていると言われ、ローマ
神話の最高神 / ジュピターの妻であったジュノーは結婚と家族の守り神とされていることから、6月に結婚すると幸せになれるという説。
真偽のほどは分かりませんが、6月の花嫁は幸せになれるはこのへんで。
結婚式によばれると日本ではご祝儀で悩む人もいるかと思いますが、イギリスには現金の風習がなく、
カップルが欲しい物を自分たちでリストアップして招待客にはそのリストから選んでプレゼントしてもらう習慣があります。
私も以前、ロンドンでウェディング リストの中から指定されているお店でリストアップされている物を贈った記憶があります。
ふたりが選んだ欲しい物だから、気が楽だったかも。
幸せのジンクスは、黒猫が目の前を通り過ぎる、虹を見る、背中に陽をあびるなどなど。
なんでこんな話題になったか自分でも不思議に感じながら、
Happy wedding で Fin.