国際3大映画祭はヴェネチア、ベルリン、そしてカンヌ。
南仏の小さな村が一時的に都会のにぎわいを見せるカンヌ国際映画祭が11日から始まり、28日に閉幕しました。
映画祭の主役はもちろん世界各国から持ち込まれた1500本あまりの作品で、朝から深夜まで1日で
15本の映画が上映されるそうです。
もうひとつの主役が映画監督、ハリウッドスター、ジャーナリスト、カメラマン、評論家、映画会社、配給者などの関係者のひとたちが行う華やかなパーティー。
ビーチ、カジノ、レストラン、何でもありの超豪華フェステバルは、残念ながら日本は比ではない感じです。
先週行われたのF1もモナコグランプリモンテカルロ、このサウンズだけで酔いそうなぐらいやはりナイス。
ここ日本の鈴鹿サーキット、、、、、、、、、、
色んな世界でまだまだアジア、日本は歴史がないぶんだけ、重さというか格の違いを感じてしまいます。
話題が先行していたハリウッドの大作 「 ダ ヴィンチ コード」の評判はそれほどでもなく、ハリウッド映画は全滅、なんと1969年のケス、1995年の大地と自由などで有名な英国のKen Loach /
ケン ローチ監督が最大の注目コンペティション部門でパルム ドール/ 最高賞を受賞というニュースは、先週末から春爛漫でスプリングホリデーを満喫しているアメリカ人嫌い?の英国人には嬉しいニュースだったことでしょう。
「 The Wind That Shakes The Barley / ザ ウインド ザット シェイクス ザ バーレイ」
[ バーレイを揺らす風/ 原題 ] は
1920年代のアイルランドを舞台に北アイルランド独立のために民兵組織であるIRAに身を投じた
若者たちの青春と闘争を描いた内容が満場一致で最高の栄誉を獲得しました。
受賞後のケン ローチ監督の 「これがイギリス国民が自国の歴史の帝国主義的な部分と向かい合う契機になればよいと思う。過去について真実を語ることが、未来に関する真実を語ることにつながることを
期待している」の談話をお伝えして終わります。
Cheers.