Spring | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

ここ数週間、仕事中心の生活だった為に一般的社会ニュ-スや話題から遠ざかっていて久しぶりにのんびり出来ると思った日曜日、春の陽気に誘われてという気持ちとは裏腹に天候も悪く、肌寒いい1日で
結局、外出する事無く家に閉じこもってしまう。

先週14日からロンドンをはじめ、ヨーロッパは日本のゴールデンウイークより一足早く、イースターホリデーで全員音信不通。

メールもほとんど届かず、ゆっくりと出来るわずかな至福の時間です。

しかし、最悪の忙しさから解放され、緊張感が抜けてしまったうえに春眠暁を覚えずなのか、疲労の蓄積なのか、珍しくベッドから抜けだせず、だらだらと短時間の眠りを繰り返し、お陰で身体はだるだる状態でお手上げです。

毎日午前さま帰宅で部屋はぐちゃぐちゃなっまま、こんな日は片付ける気分は当然、湧いてこず最低限、20cmほどの高さになっていた郵便物を1通づつ確認、ほとんどゴミ箱へ直行のダイレクトメールのゴミの山でした。

何気なく付けっぱなしにしているテレビにも集中するわけでもなく、途中、若手有名フレンチシェフがミシュラン2星から3星を目指し、日々努力している日常のドキュメンタリーだけは記憶に残る。

東京にも来日して、有名寿司職人と築地市場に同行し、仕入れから、仕込み、そして究極の芸術品といわれる銀座の超高級にぎり寿司の姿と味を体験して、魚料理では和食には当然適わないにしても、その繊細な和食の業から感じる何かをプロして感じ取り、パリのレストラン厨房で帰国後、魚を捌く、彼のひた向き姿は、店に抜き打ちで訪れるフードジャーナリストにミシュラン3星獲得もそう遠くないであろうと言わしめるほどの実力者。

一番気になったのが、必ず、食材でも料理でも匂いからスタートしていたことです。

きっとプロの料理人の人にとっては、ごくごく当たり前の基本であると思われますが、食べる事が優先する私には、味覚/舌が中心で上品に舌鼓、視覚、臭覚の重要性への意識は低かったように思います。

最近、忙しさが理由でゆっくりとご飯を食べていなかったせいか、一番気になったので書いてみました。

少し疲れ気味なメンタル面をさわやかな春で気分転換出来たらいいですね。

春の陽気になれば、明るい色目の洋服も着なくては。