日曜日午後6時に羽田に到着し、その後、用事があって渋谷の街に出かけるが、ちらほらとクリスマス装飾が街路樹にライトアップされた公園通りもそれらしい雰囲気を漂わしていました。
10年前頃と違って、ここ最近のクリスマスはどことなく元気がないような寂し気なムードだったように思いますが、皆さんはいかがですか?
メディアでよく取り上げられていたイヴの夜にシティーホテルにカップルでお泊まりして、ムード満点にきっとクリスマスソングに負けないくらい賑やかなナイトライフを楽しまれていたはずでしょうが、翌朝のチェックアウト時のカウンターデスク前の光景を想像すると大勢のカップルとホテルのスタッフの方はどんな気持ちでいたのでしょうか?
流行り好きの日本人ならではのスタイルは今も途切れることなく、皆さん精一杯頑張っているのでしょうか?
大きなお世話と知りつつもヤジウマ根性丸出しで私の知らない場所では、盛上がっているメリークリスマス行事が行われているのか若者動向が仕事として気になります。
最近聞く話に私が苦手とする某雑誌 R と N を 参考書にしたサラリーマンと OLさんたちの合コンが盛んに行われ、週末は一般的にはそれなりにオシャレといわれているレストラン / バースタイルのお店が賑わってているそうです。
この前も、某ヒルズ族のお金持ちドクターが自分の部屋でルーム合コンをされている様子がテレビのニュースに取り上げられていましたが、めいっぱい頑張ったブランドものを着たオシャレ?をして部屋でごはんを食べてる光景は私には多少カメラを意識したとしてもどう見ても不思議ですね。
呼ぶ方も、呼ばれる方も、外での特別なパーティーでもないのにメディアがリッチなイメージとして話題としているせいか住居地の建物のイメージが優先してしまって、日本人特有のかたちにハマったこうしなければいけないみたいなよそ行きの不自然さには結構哀しいものを感じました。
もっと良い意味で普段着の方が、人間性も現れて個性が感じられる合コンになるように思います。
この意見は、100%某ヒルズ族会員でない私のやっかみといわれる覚悟で書かせていただきました。
私が一番いいたい事は、お金に頼らなくても海外ではもっとそれぞれの個性を大事にしたパーティーや
個性を意識しているカップルが日常生活をエンジョイしています。
ブランド指向が強い日本人のファッション感覚に日頃、立場的に閉口している私の小さな抵抗勢力だと思って軽く聞き流して下さい。
28日の繊研新聞の小さな記事に 『 ファッション業界の問題は、すべての人に買わせるように強要していること。それぞれの個性を際立たせる事が大事なのに。もう引退したいけど、それをアピールするために、まだ辞められません 』
最近また、プロパガンダ [ 組織的な宣伝活動] に反発するメッセージシャツを着ている英国の女帝ヴィヴィアン ウエスト ウッドのコメントが載っていました。
ユニオンジャック魂を歓迎するとともに、彼女の意見に内心ニンマリとしてしまう後藤田でした。
東京ファッションウィークも終わりましたが、海外の全てのコレクションの後で行われる日本のコレクション発表は、出所が分かり過ぎるネタでやられているのもそろそろどうかなと思います。