ついに頼朝(大泉洋)が逝った。
明日(7/17)からは、北条父子と梶原景時(中村獅童)との戦いを皮切りに、鎌倉バトルロイヤルが幕を開ける。景時を追い落としたら、ダークファミリーの次なるターゲットはゴッドマザーの一族だ。本作は吾妻鏡(北条)史観で描かれているため、従来どおり、比企能員(佐藤二朗)の悪巧みを察知した北条父子が仕方なく比企一族を滅ぼすというストーリーになりそうだ。
7月いっぱいが景時の戦いだとすると、8月の日曜は7、14、21、28の4日だから、8月いっぱいを「比企能員」編だとすると、
(1)唯一、鎌倉殿の藩屏となりえた実力者・景時を失った頼家(金子大地)の孤立化
(2)景時失脚の原因をつくった実衣(宮澤エマ)の夫・阿野全成(新納慎也)に対する、頼家の報復
(3)頼家が病いに倒れ、強引に三幡(後の実朝)に鎌倉殿を継がせようとする北条父子の謀略
(4)比企能員の暗殺と、比企一族の滅亡
基本はこんな感じの流れになるだろう。つつじ(北香那)とせつ(山谷花純)による女の戦いにも注目だ。
予想をどう裏切ってくれるか、三谷脚本にも、まだ期待はしたい。
※()内はキャスト。敬称略
■ストーリー予想
【予習15】第ニ部 第ニ章 外戚・比企能員 編(鎌倉殿の13人:2022大河)
【配役(敬称略)】
■「通称&年齢(数え)」つき配役表(敬称略)
〇義時をめぐる人びと 主人公・義時との関係
★江間「小四郎」義時(41):小栗旬 (本人)
江間「太郎」頼時(21):坂口健太郎 嫡男
比奈(-):堀田真由 正妻(比企氏)
北条「五郎」時連(29):瀬戸康史 異母弟
実衣(-):宮澤エマ 実妹(阿波局)
「悪禅師」阿野全成(51):新納慎也 義兄
ちえ(-):福田愛依 異母妹 ※畠山重忠の妻
畠山「次郎」重忠(40):中川大志 義弟
★北条「四郎」時政(66):坂東彌十郎 実父
りく(-):宮沢りえ 継母(牧の方)
北条政範(15):● 異母弟(りくの実子)
平賀朝雅(-):山中崇 義弟(妹婿) ※平賀義信の子
○鎌倉殿をめぐる人びと
北条政子(47):小池栄子
源頼家(22):金子大地
一幡(6):佐野仁音
千幡(12):● ※後の源実朝
つつじ(-):北香那 ※頼家の正室
せつ(-):山谷花純 ※能員の娘、頼家の側室(若狭局)
〇比企一族
★比企「藤四郎」能員(-):佐藤二朗 ※比企尼の甥、猶子
道(-):堀内敬子 ※能員の妻
比企「三郎」宗朝(-):kaito
比企「弥四郎」時員(-):成田瑛基
平賀「四郎」義信:● ※比企尼の娘(三女)婿
〇三浦党の人びと
三浦「平六」義村(-):山本耕史
「駿河次郎」泰村(-):● ※義村の次男
初(-):福地桃子 ※後に泰時の妻
★和田「小太郎」義盛(57):横田栄司
〇御家人たち
仁田「四郎」忠常(37):高岸宏行(ティモンディ)
☆足立「右馬允」遠元(-):大野泰広
☆八田「四郎」知家(-):市原隼人
小山「小四郎」朝政(-):中村敦
結城「七郎」朝光(34):高橋侃 ※小山朝政の弟
☆大江広元(56):栗原英雄 ※中原親能の弟か?
☆中原親能(61):川島潤哉
☆三善康信(64):小林隆 ※頼朝の乳母の甥
○宮廷の人びと
★後鳥羽上皇(24):尾上松也
土御門天皇(9):●
丹後局(-):鈴木京香
藤原兼子(49):シルビア・グラブ ※後鳥羽天皇の乳母
九条兼実(55):田中直樹(ココリコ)
○その他の人びと
善児(-):梶原善
トウ(-):山本千尋
慈円(49):● ※九条兼実の実弟
運慶(-):相島一之
鶴丸(-):きづき
陳和卿(-):テイ龍進
※()内は比企氏没落時(建仁三年)の年齢
※「」内は通称等。●印はキャスト未定(または不明)
※★は義時とそのライバル(後半各パートのラスボス)になると思われる人物
※☆は13人の宿老(義時とそのライバルをのぞく)
※登場し(てい)ない人物も含まれています(期待値込)