いよいよ、エックスデイが迫ってきた。来週(6/26)がそうだとすると、七月からはいよいよ主人公・義時(小栗旬)のステージが始まる。まずは父・時政(坂東彌十郎)とのタッグで御家人勝ち抜き戦に挑む。最初に立ちはだかるのは、鎌倉殿の謀臣・梶原景時(中村獅童)だ。
まずは頼家(金子大地)の成長に連れ、独立心も芽生え、次第に周囲の御家人たちとのあいだにも溝ができ、トラブルも目立ち始めるようになる(北条氏目線)。そして、タイトルの、「13人の宿老」誕生だ。
騒動の発端となる結城朝光(●)や実衣(宮澤エマ)、その夫・阿野全成(新納慎也)の立ち位置も興味深い。いまのところ、朝光のキャストは発表されていないようだが、気になるところだ。
(1)頼家の問題児化と、「13人の宿老」誕生
(2)朝光の「忠臣はニ君に仕えず」発言からの讒言騒動
(3)景時弾劾事件
(4)梶原氏の族滅
こんな感じの流れだろうか。七月は義時vs景時の熱いバトルが繰り広げられそうだ。
抜け目ない景時がいったいどんな風に追い詰められていくのか。田舎のおっさんに過ぎなかった時政がダースベイダー化していく過程も見どころだろう。そして、なによりも義時がいかにして暗黒面に堕ちていくのか(あるいは、光のサイドに留まるのか)
ネクストターゲットになる比企一族にもいろいろと伏線が張られることになるだろう。
そして、親友・三浦義村(山本耕史)の嫡男・泰村(●)のキャストにも注目したい。
※()内はキャスト。敬称略
■ストーリー予想
【予習14】第ニ部 第一章 謀臣・梶原景時 編(鎌倉殿の13人:2022大河)
■「通称&年齢(数え)」つき配役表(敬称略)
〇義時をめぐる人びと 主人公・義時との関係
★江間「小四郎」義時(37):小栗旬 (本人)
江間「太郎」泰時(17):坂口健太郎 嫡男
比奈(-):堀田真由 正妻(比企氏)
のえ(-):菊地凛子 後妻(伊賀氏)
★北条「四郎」時政(59):坂東彌十郎 実父
りく(-):宮沢りえ 継母(牧の方)
北条政範(11):● 義弟(りくの実子)
平賀朝雅(-):山中崇 義弟(妹婿)
北条「五郎」時連(25):瀬戸康史 異母弟
実衣(-):宮澤エマ 実姉(阿波局)
「悪禅師」阿野全成(47):新納慎也 義兄
ちえ(-):福田愛依 異母妹 ※畠山重忠の妻
畠山「次郎」重忠(36):中川大志 義弟
あき(-):尾碕真花 異母妹 ※稲毛重成の妻
稲毛重成(-):村上誠基 義弟
○鎌倉殿をめぐる人びと
源頼朝(53):大泉洋 義兄
北条政子(43):小池栄子 実姉
源頼家(18):金子大地 甥
千幡(8):● 甥 ※後の源実朝
〇景時をめぐる人びと
★梶原「平三」景時(-):中村獅童
梶原「源太」景季(38):柾木玲弥
善児(-):梶原善 ※梶原景時の家来
トウ(-):山本千尋
〇比企一族
★比企「藤四郎」能員(-):佐藤二朗 ※比企尼の甥、猶子
道(-):堀内敬子 ※能員の妻
せつ(-):山谷花純 ※能員の娘(若狭局)
比企「藤内」朝宗(-):● ※比奈の父(義時の舅)
☆安達「藤九郎」盛長(62):野添義弘 ※比企尼の娘(長女)婿
平賀「四郎」義信:● ※比企尼の娘(三女)婿
〇三浦党の人びと
☆三浦「介」義澄(73):佐藤B作
三浦「平六」義村(-):山本耕史
「駿河次郎」泰村(-):● ※義村の次男
初(-):遠藤みのん ※後に金剛の妻となる矢部禅尼か?
佐原「十郎」義連(-):●
★和田「小太郎」義盛(53):横田栄司
岡崎「四郎」義実(88):たかお鷹
〇御家人たち
仁田「四郎」忠常(33):高岸宏行(ティモンディ)
土肥「次郎」実平(-):阿南健治
☆足立「右馬允」遠元(-):大野泰広
千葉「介」常胤(76):岡本信人
☆八田「四郎」知家(-):市原隼人
小山「小四郎」朝政(-):中村敦
結城「七郎」朝光(33):● ※小山朝政の弟
☆大江広元(52):栗原英雄 ※中原親能の弟か?
☆中原親能(57):川島潤哉
☆二階堂行政(-):野仲イサオ ※頼朝の從叔父
☆三善康信(60):小林隆 ※頼朝の乳母の甥
○宮廷の人びと
★後鳥羽天皇(20):尾上松也
丹後局(-):鈴木京香
土御門通親(51):関智一
九条兼実(51):田中直樹(ココリコ)
○その他の人びと
慈円(45):山寺宏一 ※九条兼実の実弟
運慶(-):相島一之
鶴丸(-):きづき
陳和卿(-):テイ龍進
※()内は頼朝死亡時(建久十年)の年齢
※「」内は通称等。●印はキャスト未定(または不明)
※★は義時とそのライバル(後半各パートのラスボス)になると思われる人物
※☆は13人の宿老(義時とそのライバルをのぞく)
※登場し(てい)ない人物も含まれています(期待値込)