石本康隆はデビューから9つの負けを喫している。アマチュア時代も含めれば、ちょうど2ケタになる。所属する帝拳ボクシングジムに入門して15年の歳月が経過した。“3度目の正直”で掴んだチャンピオンベルトも手放したが、それでも彼はまだリングに立ち続けている。
試合用トランクスにはいくつものスポンサーの名が並ぶ。華々しい経歴ではない石本にこれだけのサポーターが付くのは、彼の人柄が物語っている。決して言い訳をしない。人のせいにもしない。その潔さ、真っすぐな性格だからこそ、背中を押したくなる。
何度も辞めようと思った。それでも何度も立ち上がった。厳しい練習や減量をこなしても、勝利の喜びは何にも代え難いものがある。リングで味わう勝った時の快感は、選ばれた者にしか味わえない。
「やはりお客さんあってのボクシング。勝てば自分自身もうれしいですが、リングから見てみんなが拳を挙げていたり、泣いているのを見た時はもっとうれしいですね。“自分が人に影響を与えているものはボクシングしかない”。そこは確信を持っています」
そんな石本に「ボクシングとは?」と問うと、「仕事であり、一番本気になれるもの」と答えた。彼の本気がリングで交錯する。割れんばかりの声援に石本は己の拳で応える。崖の淵で踏みとどまり、再びリングで闘うことを選んだ。
この先も石本康隆のボクサーズロードを描きたいと思う。彼がファイティングポーズを取り続ける限りは。(スポーツコミュニケーションさんより抜粋)
ダイナミックグローブ563
2017年7月18日(火) 17:45
会場:後楽園ホール
石本康隆再起戦
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