乳がんと治療方法 56 | 乳がん治療法研究所

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乳がんの治療の際に調べるのは乳房だけではなく、転移が疑われる場合は、脇下の腋窩リンパ節の治療も同時に行う必要が出てきます。
腋窩リンパ節は、乳房からの老廃物や細菌などの異物が流入するリンパ節なので、がん細胞が最も転移しやすい箇所だからです。
腋窩リンパ節に転移が認められた場合、以前はこのリンパ節を全て切除しなければ生存率が低くなると考えられていましたが、この方法だと腕の機能障害などが残り、術後の生活にも大きい影響がありました。
現在では転移の有無がセンチネルリンパ節を調べるだけで分かるようになり、転移があってもセンチネルリンパ節だけを手術する方法が主流となっています。
この方法によって、手術をしても以前と変わらない生活が送れるようになりました。