岩手、宮城の建設予定だった防潮堤の高さを引き下げる案が出ているのだそうです。
実際、岩手県宮古市の音部漁港海岸部では、居住地が高台に移ることから、住民が新たな防潮堤は不要と意見し、14.1mの防潮堤計画を中止することで県と合意しています。
関東にもスーパー堤防事業の話がありますね。
わたしが「スーパー堤防」という言葉を初めて聞いたのは、事業仕分けの頃だったと思います。
スーパー堤防事業は、防波堤を200年に1度の大洪水に耐えられるようにするというもの。幅を高さの30倍(200~300メートル)に広げる工事に着工したのが1987年です。
完了まで400年、総事業費12兆円とされたため、2010年10月の事業仕分けで「廃止」と仕分けされました。
しかし、江戸川区はスーパー定業事業を完全にやめたわけではありません。
江戸川区は、満潮位以下のゼロメートル区域が陸地の約7割に達しており、川の水位や海水面よりも低い土地となっています。
ここに住む私たちは、堤防によって命を守られています。
洪水、高潮、地震などの災害に対して安全な絶対に壊れない堤防が必要です。
と、堤防の必要性を強調しています。
<<スーパー堤防作りに反対している方の意見>>
・軟弱地盤の堤防の上に建物を建てること自体が間違っている
・幅が広がるだけだ。江戸川区は“スーパー堤防は周辺住民の一時避難場所になる”と宣伝している。しかし他方で、“津波や洪水が発生したら、川からできるだけ離れなさい”と訴えている。これは矛盾だ。そもそも、危険な川沿いの堤防の上を避難場所に指定すること自体がおかしい。ムチャクチャだ
・堤防補強という点では、堤防の中に『壁』を造るなどいくつかの方策がある。それをやるべきであって、完成まで何百年もかかるスーパー堤防に巨額の税金をつぎこむのはバカげている
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