Lucky ⭐︎ Man 64 | 嵐好き・まるの ブログ

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まるです。

Over50の葉担櫻葉erです。
徒然におはなしを書き、投げ込んであります。
基本は読み手。
色々なブログに顔を出しては、叫ばせていただいております。

どうぞよろしくお願いいたします^ ^


「収録終わりでーす!
ありがとうございましたぁ。」

の、掛け声の後、
鳴り止まない拍手。


俺は拍手も忘れて、
その喝采の中、
翔ちゃんのとこに駆けていく。




「しょ、あ、違う。
櫻井さん。
すごいっ。すごい。すご〜いっ!」


ぴょんぴょん飛び跳ねて、
櫻井さんのとこで話すと、

櫻井さんの顔がどやる。


「一応な。
最後の問題が、
普通の早押しが出るとは思わなかったからな。

並列問題にかけてたんだよ。」



「やっぱり、すごい。
さすが、大学生クイズ王っ!
クイズの帝王だぁぁ。

俺の尊敬する櫻井さんだぁぁ!」


一生懸命、
翔ちゃんに話しかけてたら。

ぽんっぽん。


肩を軽くたたかれる。



ん?誰?


後ろを向くと、
宇治原さんっ!レギュラーの有名な人っ。


「相葉くん言うたな。
おまえもすごかったで。」


「お、俺ですか?
俺、なんにもしてないっす。」


「いやいや、
あそこで、相葉くんが答えてくれたから、
みんなに火がついて、
面白いバトルができた。


正直、そこの櫻井さんもそうだけど、
俺ら、こういう番組は、
クイズというよりは、
『バラエティ』だと思ってるとこがあるんよ。


でも、
相葉くんや、ほかのサポートメンバーが、
真剣にクイズに取り組んでくれたから、
俺らにもスイッチが入って、
面白い番組になった。

ほら、見てみ。

あそこのディレクターさんなんて、
してやったりの顔だぞ。

これ、
初回から評判いいぞ。」



ふぇ?

そ、そんなの、
俺なんにもしてないのに。


きょとんとする俺に、


「この子はうちのクイズ研究会の、
ホープですから。

これから、もっと鍛えますよ。
覚悟してください。」


翔ちゃんが、
宇治原さんに話すと、
宇治原さんが少し驚く。


「え?そうなの?

だって、
さっきの休憩時間。

松潤に連れてかれて、
話してたじゃん。

そのあと、戻ってくるときは滝沢ディレクターと一緒だったし。

松潤のとこの、0-1の子じゃなかったんだ。」


ぎろ。

翔ちゃんが怖い顔で俺の方を見る。


「宇治原さん。
いいこと教えてくれてありがとうございます。

じゃ、雅紀。
帰ろうか。

特訓だな。今日は。」


翔ちゃんが俺の肩を抱いて、
スタジオから退出しようとするけど、
その俺の肩を握りしめた手は、
ものすごく力が入って痛かった。



⭐︎つづく⭐︎