Be well ♡ 15 | 嵐好き・まるの ブログ

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まるです。

Over50の葉担櫻葉erです。
徒然におはなしを書き、投げ込んであります。
基本は読み手。
色々なブログに顔を出しては、叫ばせていただいております。

どうぞよろしくお願いいたします^ ^


今日は、日曜日。

二人ともオフ。
ゆっくりと、
二人で隣同士に座って、
テレビを眺める。


「このまえさぁ。翔ちゃん。
『土日の相葉雅紀はすごい。』って褒めてくれたじゃん?」


「うん。」


たしかに、トリミングをしている雅紀を見ながらそう呟いた覚えはある。

でも、それは間違いで。

『雅紀はすごい。』
土日だけでなく、いつも雅紀はなんでもできてすごいが、真実なのだ。

「あのさ。翔ちゃん。」

そんな俺の思いを全く分からず、
雅紀は微笑む。


「今日の『相葉マナブ』の俺。
ちょっとすごいから見て。」


というわけで、
雅紀の肩をだきながら、
相葉マナブの鑑賞会となってる。



脇は、
いつもの 澤部と、ことぅーげさん。
二人とも気心知れてるから安心しかない。

小峠さんの急接近は、
正直焦ったけどな。

それでも、
家に来た時にちゃんと俺も挨拶したから、
俺たちの関係はわかって、
雅紀を守ってくれるのはありがたい。



「そっか。今日は白菜か。」


「うん。そうなの。」

いつものペースで番組が流れていく。


そして、
澤部が、
「相葉さん、年始は何をしてたんですか?」

質問の答えの時。

雅紀がにこにこと俺を見ながら、
話しかける。

「くふふ。翔ちゃんのこと話しちゃった。
ちゃんと一緒に暮らしてることは、
誤魔化したよ。」



…フルーツを持ってきてくれたぁ???


…会えないから、管理人さんに渡した???


…お礼にパンツを10枚、マネージャーに渡した???


「はぁぁぁ。」

思いっきりため息をつく。


「え?翔ちゃん。
どうしたの?

俺、ちゃんと誤魔化せたでしょ?」



何もわかってない雅紀が俺の顔色を伺う。



ふぅ。
わかってないから答えてやるか。


「これさ。
匂わせどころか、アウトだわ。
一緒に住んでるって、ばればれじゃん。




「くふふ。
だって、翔ちゃんの話、したかったんだもん。」


「そうか。そうか。」


頭をよしよしして、
雅紀を落ち着かせる。





うーん。どうすればいいかなぁ。

いっそのこと、
カミングアウトをして、
出産した方がいいのか。

それとも、
体調不良という理由で長期休業に入らせる方がいいのか。


しかし、
この発言は、
「僕の櫻井くん。」
「うちのリーダー」
みたいに、トレンドに上がるだろうな。



俺の心配を雅紀に悟られぬよう、
何もなかったようなふりをして、
雅紀の髪を優しく撫でた。




⭐︎つづく⭐︎