広島県内を40分程北上し
道の駅三矢の里あきたかた(みつやのさと) へやってきました。
この道の駅がグランドオープンしたのは2020年6月1日ですから約2年経過します。
”安芸高田市” は広島県の北部に位置し、人口は約2万5千人です。
戦国大名 「毛利元就」はここで生まれ、この地に建てた ”郡山城” を拠点として中国全土に勢力を伸ばしたことで知られています。
道の駅は大きく分けると ”産直棟” ”レストラン棟” ”休憩情報発信棟” の3つの建物で構成されています。
写真ではちょっと分かり難いと思いますが、それぞれの屋根には太陽光発電が設置されており、これは全国の道の駅で初導入と言われる 「自家消費型蓄電池システム」だそうです。
大型蓄電池を備えており、普段は道の駅で消費する電力を自家発電で賄いながら、大規模災害等いざというときは非常用電源として活躍するスマートエネルギーです。
国道から入ってすぐのところにあるこれらの建物が ”産直棟” です。
”VEGE PARK(ベジパーク)” という名の産直市場ですが、中に入るとその広さに驚きました。
この産直棟の運営は 「JA広島北部」が担っており、地元農家が毎日採りたての農産物を届けています。
農産物の他に、お魚屋さん、お肉屋さん、お餅屋さんなども入っています。
天井のデザインがなかなかお洒落ですね!
産直棟から奥へはいると、左手の ”レストラン棟” と、右手の ”休憩情報発信棟” がありますが、内部では繋がっているようです。
休憩情報発信棟のデザインが奇抜ですが、道の駅の名前にある ”三矢の里” つまり、3本の矢をイメージしたものだと思います。
この建物の方から先に入ってみましょう。
”休憩情報発信棟” の名前の通り、休憩用の椅子、テーブル、パンフレット等の資料、そしてあまり大きくはないけど、お土産物のコーナーもあります。
そして玄関を入ってすぐのところにこんなものがありました。
戦国武将毛利元就といえば、三本の矢、つまり 「三矢の訓」 が有名ですね!
道の駅の名称の由来にもなっています。
この記事の最初にも記したように、毛利元就はこの地を拠点として勢力を拡大しました。
「1本の矢ならたやすく折れるが、3本を束ねた矢は折れない」 というのが「三矢の訓」ですが、元就の3人の息子は、毛利、小早川、吉川をそれぞれ継いで、力を合わせて毛利家の発展に尽くしました。
ところでここにある絵には息子が2人しか描かれていませんね!
実はここに自分が入って3人目の息子になりきり、一緒に写真を撮る ”トリックアート” になっているのです。(笑)
こちらが ”レストラン棟” で、左半分は屋外で休憩や飲食ができるコーナーです。
ここには ”Farmer's Restaurant(ファーマーズレストラン)」があり、広島駅弁株式会社が運営しています。
更に、レストラン棟と休憩情報発信棟を繋ぐ通路には、ファーストフードのお店があります。
このファーストフードの ”驛麺屋” では、うどん、そば、ラーメン、カレーライス、たこやき、ソフトクリームなど何でもあり、です。(^^♪
さて、今回の中国地方の道の駅巡り、目的の新駅はすべてクリアしましたが、もう一カ所だけ立ち寄ってから、帰途につきたいと思います。