コロナ禍で新規の道の駅巡りが中断していますので、過去の旅で出会った美しい日本の風景を日本列島の北端から順番に紹介しています。
今回は北海道東部に移動して
美幌峠(びほろとうげ) をご案内します。
“美幌峠” は標高525mの高台にあります。
この峠の最大の特徴は、眼下に “屈斜路湖” が一望できることです。
私はこの場所に、2009年、2016年、2018年と3回来ました。
すべて9月ですが、そのうちの1回は雨、でも残りの2回は見事な青空に恵まれました。
眼下に広がる “屈斜路湖(くっしゃろこ)” は、日本最大のカルデラ湖で、全面結氷する淡水湖としても、日本で最大の面積を持ちます。
東西約26km、南北約20kmの広さがあり、約3万年前に形成されたのだそうです。
真ん中にある島を “中島” といい、周囲が12kmあります。
島には噴火で生じた火口地形があるそうですが、自然保護の観点から上陸は禁止されています。
美空ひばりが歌う、“美幌峠” の歌碑が建っています。
周辺の景色をもう少しお見せしましょう。
屈斜路湖だけではなく、周囲360度にわたって絶景が広がります。
実はこの場所、ここから20分ほどの “津別峠(標高947m)” と並ぶ “雲海からの朝日” が望めるスポットとしても有名です。
私もその写真が撮りたくて、屈斜路湖湖畔のホテルに泊まり、2回も挑戦したのですがいずれもお天気に恵まれず失敗に終わりました。
いつかまた、挑戦したいと思っています。
■最寄りの道の駅
・道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠