今回の旅の最後の目的地は
道の駅ねごろ歴史の丘 です。
昨日の早朝にフェリーで大阪の泉大津に着き、和歌山県、三重県、奈良県と紀伊半島のほぼ半分をぐるっと回り、最後に再び和歌山に戻ってきました。
奈良県のレスティ唐古・鍵の道の駅からは68kmで1時間20分ほどかかりました。
ここの所在地は “和歌山県岩出市根来” です。
“根来(ねごろ)” といえばまず思い当たるのが時代劇などに出てくる “根来忍者” ですね。
根来忍者(根来衆)は元々 “根来寺” の僧兵だった人たちで、鉄砲をもっとも早く取り入れた武装集団として知られています。
その “根来寺” を中心に様々な史跡の残るこの一帯を “ねごろ歴史の丘” として整備し、それらを巡る玄関口として2017年12月に道の駅がオープンしました。
真義真言宗の総本山である “根来寺” はこの道の駅から500mほどの距離です。
根来衆はかつて織田信長に味方しましたが、1585年、豊臣秀吉の紀州攻めに遭い、根来寺を始めとするほとんどの坊や院の建物が消失しました。
1600年に徳川家康が根来寺の復興を許可し、再建されたものです。
この道の駅には、それらの歴史や文化を紹介するための “ねごろ歴史資料館” があります。
これがその資料館なのですが、実はこれは元々あった施設で、そこに道の駅が併設された訳です。
ここは入場料はなく、だれでも見学できます。
ここには出土した様々な生活用品や武器などが展示されていますが、中央の床にある白いもの、これがスクリーンになっていて、映像と音声で根来の歴史を分かりやすく伝えています。
さて、道の駅に戻りましょう。
こちらの建物が土産物や特産品を販売する “物販店舗 花笑み館” です。
なかなか感じの良い店舗です。
和歌山といえば “梅” ですから、私たちは2種類のはちみつ梅を買いました。
地元でも似たものがあるけれど、やっぱり本場ですね。
これが実に美味しかった!
この物販店舗に並んでもう一つ、情報コーナーの建物があります。
道の駅のスタンプもこの部屋にあったのですが、この情報コーナーの最大の特徴は、和歌山県内のすべての市町村のパンフレットがすべて揃っていることです。
この写真はその一部ですが、和歌山県の地図と共にすべての市町村名が書かれています。
私などそれぞれの道の駅を回って資料を集めているけど、ここだけで全部揃う!(笑)
道の駅にはもうひとつ建物があります。
こちらは建物としては少し古い感じがしたのだけど、”物販・飲食棟” で、特産品やスイーツの販売、それに食事処があります。
道の駅の配置図が現地にもネット上にもなかったので自分で作ってみました。
あまり正確ではないけど、おおよその位置関係はこれでお分かりかと思います。
これで今回のすべての道の駅を回り終え、再び大阪の泉大津から阪九フェリーで帰途につきました。
全走行距離は760kmでした。
4月に納車になった新車にとって、初の遠乗りでした。(^^♪
※2日目に走ったルート(googleタイムラインによる自動記録)