みちのく旅5日目:ちょっとだけ観光!その①“毛越寺” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

次は、観光として立ち寄った

毛越寺(もうつうじ) の紹介です。

 

 

 

 

“平泉” を代表する観光スポットといえば、“中尊寺”“毛越寺” があり、いずれも世界文化遺産です。

道の駅からの位置関係は、次の地図のようになります。

 

 

 

 

道の駅平泉からだと、毛越寺が約2km、中尊寺が約3kmほどの距離です。

当初はこの2か所を観光で巡る予定でしたが、時間がちょっと厳しいようです。

 

私は道の駅巡りを始める少し前に、観光で両方とも行ったことがあります。

その時に特に印象に残った “毛越寺” をもう一度訪れることにしました。

 

 

 

 

 

これが毛越寺の入口に設置してあった案内図ですが、この図の右手が駐車場です。

案内図の右上に 「入り口」 があります。

 

 

 

 

ここで拝観料を払って門をくぐります。

 

 

 

 

これが門をくぐってすぐの写真ですが、正面に見えるのが “本堂” です。

 

写真には写っていませんが、このすぐ左手に “宝物館” があり、毛越寺に伝わる平安期の仏像や、書籍、工芸品、発掘遺品、調査資料などが保管、陳列されています。

 

本堂でお参りをしたあと右手に進むと、毛越寺の最大のシンボルともいえる “大泉が池(おおいずみがいけ)” に出ます。

先ほどの案内図でも、中心に大きな池がありましたね。

 

 

 

 

 

毛越寺は “もうつうじ” と読みます。

普通、“越” “つう” とは読みませんね!

 

“越” は慣用音で “おつ” と読み、“もうおつじ” が 年月を経て “もうつうじ” と変化したのだそうです。

 

 

 

 

 

池の周囲を歩いてゆくと、いくつかの建物があります。

この建物は “常行堂(じょうぎょうどう)” といい、1732年に再建されたものです。

 

その途中には、“〇〇寺跡” とか “〇〇堂跡” というのがいくつもあります。

 

毛越寺は奥州藤原家の二代基衡(もとひら)公から三代秀衡(ひでひら)公の時代に多くの伽藍が造営され、往時には堂塔40、僧坊500を数え、中尊寺をしのぐ規模と華麗さを誇りました。

 

奥州藤原氏の滅亡後、度重なる災禍ですべての建物が焼失しましたが、現在大泉が池を中心とする “浄土庭園” と 平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されています。

 

 

 

 

 

この鐘は “鐘楼堂(しょうろうどう)” といいます。

昭和50年に、人間国宝である香取正彦氏によって造られたそうです。

 

“鐘つき祈願受付所” というのが横にあり、500円の祈願料で鐘がつけるようになっているようです。

 

 

 

 

 

 

池の中に大きな岩があります。

これは “池中立石(ちちゅうたていし)” といい、荒磯の風情を表現しているのだそうです。

 

毛越寺には40分ほど滞在したあと、一気に仙台市内まで走り、次は “青葉城跡” で最後の時間調整をして仙台空港に向かいます。

 

 

どくしゃになってね…