今夜宿泊する
関門の宿「源平荘」 へは10分程で到着しました。
下関の旅館を、『下関 フグ料理 宿』 のキーワードで探すと、だいたい相場としては一人2万円前後が多いようで、料理の内容次第ではもっと高くなります。
そんな中、“消費税込みで一人 12,929円” というのが目につきました。
それがこの “関門の宿 源平荘” で、平日限定(日曜も含む)の “ふくふぐプラン” というものです。
他に比べてかなり安いので逆に気になったのですが、意外と皆さんの評価が高く (5点満点の4.13:楽天トラベル)、クチコミのコメントも好意的な内容が多いのです。
更に、決め手になったのは次の言葉です。
『宿泊者限定:ロビーでビール飲み放題!ソフトクリーム食べ放題!』 (笑)
そんなわけで、この旅館に決めたという次第です。
ここは “関門橋” のほぼ真横にあり、“火の山公園展望台” に上るロープウェイ乗場のそばにあります。
ただ、このロープウェイは3月から11月までの季節運行ですから、12月の今は休業中です。
館内はご覧のような3階建てですが、リニューアルされているのでしょうか、中はとても綺麗です。
洋室と和室があり、私たちは3階の洋室を選びました。
3階はすべての部屋の窓から関門橋が望めます。
関門橋の全体が見えるかと思っていたのでちょっとがっかりしましたが、それでも橋を行き交う車がすぐ間近に見えます。
大浴場は光明石温泉で、夜24時までと朝6時から入れます。
そして食事は1階のレストラン “関彩” で、堀こたつ式の半個室です。
ランチタイムメニューもあり、食事だけで来ることもできます。
最初に出てきたのは勿論 “ふぐ刺し” です。
このコースではトラフグが14枚、真ふぐのたたきが6枚、それにふぐ皮湯引き、ふぐにこごり、ふぐ寿司などが大皿に盛ってあります。
ふぐにこごりというのは初めて食べたけど、これは特に旨かった!
全部の写真は撮っていませんが、この他にフグシューマイ、フグちり鍋、フグの唐揚げ、フグ釜飯、それに赤だし、漬物、デザートなどが出ます。
そしてフグ料理にはもちろん、“ひれ酒” ですね。
これは別料金で1080円ですが、香ばしさがあってとっても美味しかったです。
実は通常料金(税込み最低18,000円) の場合は、トラフグが30枚となり、サザエのつぼ焼きなどほかの料理も追加されます。
予約の時にだいぶ迷ったのですが、その差額で唐戸市場でフグを買って帰った方が良いね、という結論になったのです。
この判断は正しかったようで、私たちにはこの量で充分でした。
食事に十分満足し、そのあとはロビーでビールの飲み放題です!(笑)
ロビーにはビールサーバーと、ソフトクリームの機械が置いてあり、自由に使うことができ、テーブルと椅子もいくつか備え付けてあります。
売店に簡単なつまみを売っていますが、私たちは道の駅で買って準備していたので持込です。(^_^)
でも食事を済ませた後なんで、あんまり飲めなかったな~ σ(^_^;)
これは翌日の朝食で、昨日と同じレストランでいただきます。
この宿、従業員の方たちの対応もとっても親切だし、クチコミの評価が高かったのもうなずけます。
また来てもいいね、と思いました。
このあと、唐戸市場に立ち寄ったので、次回ちょっとだけ紹介して最終回とします。
※関門の宿「源平荘」HP → http://www.genpei-sou.com/