前回お話ししたように、国道195号の通行止めで遠回りを余儀なくされ
道の駅ひなの里かつうら を目指しました。
当初の予定の国道195号経由だと道の駅美良布からここまで117kmの距離なのですが、一旦南国市まで戻り、高知自動車道、徳島自動車道を走って徳島ICでおり、そこから一般道を南下したので、その走行距離は189kmにもなりました。
所要時間も大きく狂いましたが、難所を予想された195号を走らなくて良かったので気分的には楽だったかもしれません。
徳島ICからは国道55号で市内を突っ切り、勝浦川橋を渡って右折し、県道16号をしばらく走るとその県道沿いに目的の道の駅はありました。
“勝浦” という地名は、千葉県の房総半島にある “勝浦市” 、和歌山県の紀伊半島の先端に近い “那智勝浦町” 等があり、何となく海辺のイメージがあったのですが、ここ徳島県の “勝浦町” は内陸の農村地帯です。
ちなみに勝浦という地名はこの他に、香川県、福岡県、鹿児島県にもあります。
この道の駅がオープンしたのは2011年3月ですから、それほど最新ではありません。
勝浦町では毎年春に、“ビッグひな祭り” という一大イベントが開催されます。
高さ7m、100段の巨大ピラミッド型ひな壇を始め、全国から集められたいろんな時代の3万体もの雛人形が飾られ、多くの観光客が訪れます。
“ひなの里” という道の駅の名前はこのイベントに由来します。
道の駅には二つの建物があり、左側のこちらは情報コーナーと土産物、飲食コーナーです。
これは情報コーナーから撮った写真ですが、左手が土産物販売所、右手が飲食コーナーです。
飲食コーナーには、“喫茶オレンジ” と “手打ちうどん みやこ家” の二つの店舗が入っています。
“オレンジ” と店名にありますが、四国といえばみかんの産地です。
ここ勝浦町は、“徳島みかん発祥の地” であり、江戸末期からみかんの栽培が始まったのだそうです。
さて、その右手にあるもう一つの建物は、地元産直市場の 「よってネ市」 です。
ここでは珍しい野菜を発見!
色も形も違いますが、これって茄子なんだそうです。
レシピも書いてあったので、早速買って帰りました。
今回はレンタカーでなく自分の車で来ているので、こんな時、何でも買えるから安心です。
レシピのとおり、大きく切って天ぷらにしたらとっても美味しかったです!
さて次は再び徳島市内を走り、大鳴門橋を渡って淡路島の道の駅を訪ねます。
徳島といえば一番有名なのは “阿波踊り” ですね。
400有余年の歴史を持つこの徳島の夏祭りは、毎年8月8日に開催される 「鳴門市選抜阿波おどり大会」 に始まり、最も賑わうのが12日から15日までの徳島市の阿波踊りなのだそうです。
今週は正に、徳島は熱気に包まれているのではないでしょうか?