北関東への旅でしばらく中断しましたが、今日から3月の千葉方面のレポートを再開します。
4日目の3カ所目は一気に霞ヶ浦付近まで移動して
道の駅たまつくり にやってきました。
前回の 「道の駅しもつま」 からは48kmですが、1時間以上かかってしまいました。
“霞ヶ浦” はご存知の通り琵琶湖に次いで日本で2番目に広い湖です。
今回は国道354号を辿ってきましたから、霞ヶ浦に架かる “霞ヶ浦大橋” を渡ってすぐのところに道の駅はありました。
この日はお天気にも恵まれ、霞ヶ浦大橋を渡りながらの眺望は実に素晴らしく、気持ちの良いドライブでした。
霞ヶ浦周辺には全長50kmにも及ぶサイクリングコースが整備されており、この道の駅でもレンタサイクルを借りることができます。
この “行方市(なめがたし)観光物産館 「こいこい」” というのが道の駅の本体です。
天井がなかなかお洒落ですね。
でもこの道の駅、これだけではありません。
実はこの道の駅周辺は、“霞ヶ浦ふれあいランド” という広大な公園になっているのです。
まず、全体図をご覧いただきましょう。
中央の道路を挟んで左手に道の駅の施設、水の科学館、水の交流館などがあります。
道路から右手には、レストラン、虹の塔、玉のミュージアム、親水公園などの施設があります。
もう少し範囲を狭めて道路の左手を中心にしたのがこの配置図です。
左下のところに先ほどの “観光物産館「こいこい」” があります。
その右に “道の駅「たまつくり」” と書いた部分は、情報コーナー兼休憩所とトイレです。
この情報コーナーの先に高い建物が見えますね!
これは高さ60mの “虹の塔” といい、360度見渡せる展望台からは霞ヶ浦、筑波山は勿論、空が晴れた日は富士山やスカイツリーも見えるのだそうです。
塔の下に、白いお椀を伏せたような屋根の建物がありますが、これが “玉のミュージアム” で、旧町名 「玉造」 にちなみ、ミクロの世界から宇宙規模までの “玉” についての物語が集められています。
この建物は “水の科学館” です。
日本で2番目に大きい霞ヶ浦についての知識や、「生命と水」 「地球と水」 などのテーマで、映像やおもしろ実験を楽しみながら勉強できる科学館です。
更にこんなものも!
釣堀の先にあるのは、“三連水車” です。
“三連水車” っていうのは私が住む福岡県の “朝倉町” にあるのが有名なんです。
で、その説明文を読んでみるとやっぱり朝倉のもので、1985年につくばで開催された博覧会に展示されたものをここに移設したのだそうです。
まさかここで福岡県のものに出会うとは思いませんでした。
この水車、手で動かせる仕組みになっていて、子供たちが一生懸命に回していました。
ここは霞ヶ浦周辺の恵まれた眺望のみならず、充実した施設が整っており、家族で一日遊べる道の駅だと思います。