2か所目は山越えルートで国道262号に出て
道の駅あさひ にやってきました。
ここは既に “萩市” になるのですが、日本海側の萩と、瀬戸内海側の防府市を結ぶ歴史街道 “萩往還” の途中になります。
元々は参勤交代の為に整備された萩往還は、山陽と山陰を結ぶ重要な交通路となり、幕末には吉田松陰や坂本龍馬などの勤王の志士も往来しました。
この道の駅周辺にも、数々の史跡が残っています。
道の駅のすぐ横を流れているのが “阿武川” です。
この川での魚釣りには “遊漁証” が必要ですが、道の駅がその取扱所にもなっています。
正面に “祝 萩市佐々並市 国の重要伝統的建造物群保存地区に認定” という文字が見えます。
“佐々並市” は “ささなみいち” と読み、旧旭村であるこの地域のことを言います。
かつて参勤交代で藩主が休憩するお茶屋を中心に発展してきた農村集落で、萩往還を代表する街並みが残っているのです。
正面入り口を入って左側には小奇麗なレストランがありました。
以前来た時はなかったような・・・と思っていたら、昨年(2013年)7月にリニューアルされたのだそうです。
5年半前に来た時も感じたのですが、ここは地元の方が日常的に買い物をするスーパーといったイメージです。
道の駅としての特徴には乏しいので、早々に立ち去って次の道の駅を目指しました。