岐阜・長野の旅:美女街道をゆく!“ひだ朝日村” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。


3日目になりました。

連泊した高山市内のホテルを出発して最初に向かったのは、
道の駅ひだ朝日村 です。







高山市街を離れ、国道361号を辿ると、まもなく “美女街道” という大きな看板がありました。
このルート沿いにどんな美女がいるのか、淡い期待が!(^▽^;)







高山市街から30分弱で到着しました。
開店の9時にまだ15分ほど早いようです。





開店まで周囲を散策していると、この看板で “美女街道” の意味が分かりました。





“龍厳山の美女” と書いてあります。
その言い伝えは、概略以下のような内容です。

「むかしこの村に絶世の美女がおり、若者たちの話題の中心になっていた。
村の若い衆はその美女を見かけると密かにあとをつけたが、いつも見失っていた。
ある祭りの日、美しく着飾って来ていた美女の着物の端に、ある若者が針に糸をつけて刺し、その糸をたぐって龍厳山まで行くと、美女の姿はなく、代わりに尻尾に針をつけた大蛇がとぐろを巻いていた。」


というもので、美女の正体は大蛇だったのですね! がっかり!(笑)







この道の駅から車で10分ほどの距離に、“美女高原” という場所があります。
ここは水芭蕉の群生地として知られ、“美女ヶ池” では、スワンボートや釣りが楽しめます。

この美女峠にも “美女伝説” があるのですが、こちらは少し話が違っていて、八百歳を超えてもまだ若々しい尼さんが住んでいて、目も覚めんばかりの美女だった、というものです。

この八百歳の尼さんが実は大蛇だったのかどうかは、定かではありません。(^_^;)







さて、ようやく9時になってお店が開きました。
ここには、売店、情報コーナー、レストランがあります。





入ってすぐのところに “美しい村” と書かれた木製のパネルがあります。

“秀峰乗鞍岳と雲山御嶽の山懐に抱かれた豊かな大自然、人情深い村人の農山村です。”

と書いてあります。

“人情深い” という言葉になんとなく親しみを感じますね!
道の駅から乗鞍岳を仰ぎ見ることができるはずなのですが、この日は気が付きませんでした。





情報センターで道の駅スタンプは押したのですが、いつもの “登録証” は結局見つかりません。






道の駅の一番端にあった和風の門には、“雪隠庵” と書いてあります。
入ってみたら、トイレでした。(笑)

それにしても仰々しい門構えです。
この内側には池があり、和風庭園になっていました。








この国道361号は、美女街道の他に “ぶり街道” の名前もあります。

江戸時代、富山湾で獲れた “越中ぶり” が牛の背中に揺られて高山に届き、そこで “飛騨ぶり” と名前を変え、野麦峠と越えて長野へ運ばれたのです。



北陸、飛騨、信州を繋ぐ重要な街道であり、美女伝説があり、乗鞍岳や御嶽山に抱かれた大自然がある、確かに朝日村は “美しい村” といえると思います。







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