道の駅南相馬 へやってきました。
道の駅そうまの店員さんの情報では、ここまでは問題なく走れるということです。
途中もきれいな国道で、被災地のイメージはここでは感じませんでした。
道の駅は今年10月で5周年を迎える新しい建物で、駐車場も広くてなかなか立派です。
同じ道の駅の配置図ですが、上は道の駅にあった看板、下は道の駅パンフレットからお借りしたものです。
車両入口の方から見ると、最初にトイレの建物があります。
これがトイレですが、大きいですね。
その先に “イベントプラザ” というスペース部分があります。
この中央の広場では、土日には各種イベントや特売会などが行われるのです。
広場の左手が道路情報案内やギャラリー、調理実習室、道の駅ホールと続き、広場の奥に物産販売所とレストランがあります。
道の駅スタンプは道路情報案内の方だろうと目星をつけ、先にそちらに行ってみました。
入口に “自衛隊・警察・ボランティアの皆さん 御身体大切にして下さい” という掲示がありました。
これを見るとここは “被災地” だったんだな、と実感します。
ボランティアの方たちにも頭が下がりますが、自衛隊、警察の皆さんのご苦労は本当に大変だったろうと思います。
入口を入ると、こんな “甲冑” が飾ってありました。
南相馬といえば、“相馬野馬追(そうまのまおい)” が有名で、これは 「国指定重要無形民俗文化財」 に指定されています。
中世から近世まで福島県相馬地方(福島県浜通り北部) を治めた相馬氏に由来する伝統行事で、毎年7月最終土・日・月の3日間開催されます。
祭りでは、甲冑を纏った騎馬武者500騎余りの行列や、甲冑競馬など勇壮な行事が行われます。
(パンフレットより借用)
道の駅スタンプは情報コーナーにありました。
先客のおばさん二人がスタンプを押していました。
ここのスタンプは何故かすごくでっかいのです。
「ここのはでっか過ぎてスタンプ帳からはみ出すね!」 などとおばさんと話していると、「お宅はもう何カ所回られたんですか?」 と尋ねられました。
ちょっと考えて、「720箇所くらいかな?」 と答えると、おばさん達はびっくり仰天!
全国を回っていると説明すると、他のおばさん達まで集まってきて、「スタンプ帳見せて!」
私の東北のスタンプ帳は2年前に日本海側3県を回り終えているので半分しかないのですが、それでも岩手県あたりを見せると 「ワァー」 と歓声があがりました。(汗)
「私たちは始めたばっかりだけど、またどこかの道の駅で会うかもしれないね!」
若い女性達ならもっと嬉しかったのですが!(^▽^;)
おばさん軍団と別れて、広場の奥にある物産販売所の方に行ってみました。
ここにも “がんばろう” の文字が見えます。
直売所の奥にレストランがありました。
時間が早いのでまだ準備中の看板があります。
ここからのルートはそうまの道の駅で聞いていたのですが、念のために野菜売り場の整理をしていた店員さんに地図を見せて尋ねてみました。
でも、ちょっと要領を得ず、自信なさげな返事だったので 「道の駅そうま」 の親切な店員さんの言葉を全面的に信じることにしました。
いよいよ避難区域を通り抜け、大きく迂回して “道の駅よつくら港” を目指します。