その報告は後日にして、先日(1月7日)に回ってきた福岡県2か所、大分県5カ所のレポートを今日から開始します。
その1か所目は、大分県にある
道の駅いんない です。
大分自動車道から “宇佐別府道路” に進路を変え、安心院ICで下りるとそこからは6kmの距離です。
我が家から1時間50分で到着しました。
この “いんない” も2回目ですが、初めて来た時は閉店間際で急いでスタンプだけ押したので、あまりよく見ていなかったのです。
ここ “大分県宇佐市院内町” は、“石橋の里” と呼ばれています。
江戸末期から昭和にかけ、院内産の石材と優秀な石工により、町内に多くの石橋が架けられ、その数は75基で日本一です。
町では石橋のライトアップやコンサートの開催など町興しの中心においていますが、この道の駅もまた、石橋をモチーフにしています。
巨大な “石橋” のモニュメントです。
建物にも “ゆずと石橋の里院内” “石橋ステーション” といった表示があります。
入口のマットレスにも、町内の石橋の写真がデザインされていますし、店内には石橋の紹介コーナーがあります。
“石橋” 一色の印象ですが、実はもう一つ、ここでしか出会えないものがあるのです。
これです!
実はこの道の駅、特別天然記念物の “オオサンショウウオ” を飼育しているのです。
店内の奥のコーナーにそれはいました!
この専用水槽にサンショウウオのサンちゃん(?)はいました。
なぜここでサンショウウオが飼われるようになったかというと・・・・。
院内町内で発見されたオオサンショウウオを、文化庁の許可を得て一般公開しているのだそうです。
ご存知のようにオオサンショウウオは “生きた化石” とも呼ばれています。
世界で最大の両生類で日本では岐阜県以西に生息し、中国地方に多く、九州では宇佐市院内町の南院内地域が唯一の生息地であり、南限なのだそうです。
ちなみに “山椒魚” という名前は刺激を受けると皮膚から白い体液を出し、それが山椒のような臭いがすることからついたのだそうです。
肝心のオオサンショウウオですが、この水槽の中にある岩の中に棲んでいるのです。
この備え付けのライトで照らさないと見れないのです。(笑)
早速照らしてみました。
これがやっと写真に写せる限界です。(汗)
まん中に手のひらみたいなのが見えますね!
これがサンショウウオくんの足の部分です。
岩の穴がいくつかあって、それぞれに身体の一部が見えますから、すごくでっかいことは分かります。
ほとんど動きませんから、恥ずかしがり屋なのでしょうか?
実は院内町では、このオオサンショウウオを含め、過去3匹発見されていますが、これ以外は計測調査などをしたあと、発見場所で放流されたのだそうです。
石橋にしろ、オオサンショウウオにしろ、なかなかユニークな道の駅だと思いました。
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