SR20NA→SR20DET 製作2 | レーシング サービス タカギ流

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日々の作業などをお伝えしていきます。

本日もご来店頂きまして有難うございます。

 

ナプレック様からブロックの加工が出来上がってきましたので、

 

加工カスが残らない様にしっかり洗浄・乾燥後に

 

これでもか~って位エアーブローしました。

 

ターボ加工していただいたブロック。

 

オイルジェットが装着出来る様になっています♪

 

どんな加工でも出来ちゃうナプレックさんは凄いです。

 

 

 

新品オイルジェットを組み込みました。

 

新品はよいね~

 

一応、リリーフバルブもチェックしました!

 

オイルポンプもブロック面研との同時加工なので、

すべて分解して洗浄。

 

同時にアッセンブリーオイルで組み込み。

 

当社ではエンジンアッセンブル時は、
 
レッドラインのアッセンブリーオイルを使ってます。

 

 

オイルポンプの裏蓋も規定トルクで締め付け後、

 

ゆるみ防止でポンチを入れておきました。

 

これで安心ですね!

 

いよいよ腰下組み込みです。

 

まずはピストンリングの合口チェック!

 

この作業、めちゃくちゃ重要!!!

 

ピストンリング合口のチェックを素早く出来る挿入パーツ!

 

完全当社オリジナルです。

 

もう製作してから何年使ってるんだろう?

 

デルリン製なので

 

シリンダーにも傷は付かないし

 

リングは平行に入るし、

 

同じ位置で測定出来るし

 

SR用は86ミリストロークなら

 

ピストンが上と下の位置になった所でも合口チェックできます。

 

中間はテープを巻いて高さ調整しています。

 

 

ピストンはHKS 86φ

 

ホーニングはナプレック様で作業して頂きました。

 

ピストンスカートの下部の面取りを400番のペーパーで

 

指が切れない位の感じで面取り!

 

(写真じゃわかんない…)

 

加工前に測定して選択したメタルの最終チェック。

 

プラスチゲージで確認。

 

いつ作業しても、プラスチゲージが一番信用出来ます。

 

潰れている量が目視出来ますからね!

 

 

 

コンロッドとピストンも組み立てて、
 
スライダーを使いブロックに挿入
 

コンロッドメタルもプラスチゲージで再度確認。

 

ちゃんと潰れた写真有りました(笑)

 

あ、クリアランスは・・・

 

0-400mやっていた頃のクリアランス。

 

どのチューナーさんも似ていると思います。

 

そんなこんなで、腰下は完成!

 

本日の作業は以上です。

ありがとうございました。