出場選手契約かと思いきや、 | 空と、風と、飛行機と。

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2013年から始めたハンドランチグライダー(HLG)。ヘタレ初心者なりの奮闘をつづります。

今日はSFFTの昭和の機体と迷った末に、

日の出と同着で吉見の広場へ。

昭和の機体がCHIBITAしかないもので。

既にMGさんが飛ばしていました。

南側の区画はキレイに草が刈られていましたが、

メインの東側の区画は依然として手つかずです。

 

今日の目的は昨日修理した機体の再調整。

まずは超重量級の育成機から。

まだ2軍にも入れないので育成選手契約です。

壊れた主翼ホップアップ・デサを取り払って、

尾翼ホップアップに改造しました。

最初から9割スロー。

すると左に巻き込んで、ろくに上がりません。

フルスローするとなおのこと。

MGさんからは、あっさり「垂直が足りてないね。」と。

突貫でドーサルフィンを追加してもう一度。

すると見違えるような上がりを見せるようになりました。

超重量級なので、返りが緩慢なのは仕方がありません。

もたついて高度を落とすのをツイスト入れたり、

アップ・ダウン入れたりでどうにか消そうとします。

最終的にはだいぶまともに飛ぶようになってきました。

これは2軍出場契約を勝ち取ったか?と思いきや、

尾翼ホップアップ・デサが効いて大きくピッチング。

真上を向いて尾翼から地面に落下。

胴体のパイプが真っ二つに折れてしまいました。

機体が重いと、クラッシュしたときのダメージが大きいですね。

むしろ、尾翼が逝かなかったのが不思議なくらい。

ロハセル・カーボン尾翼、恐るべし。

パイプの中に入れたデサのライン1本で、

どうにかつながっている(?)状態です。

せっかくの昇格のチャンスが、またもやフイになってしまいました。

 

さて次はドーサルフィンを追加した2番機。

こちらもいきなり8割スロー。

やはりドーサルフィンの効き目は絶大。

頂点まで一直線に上がっていきます。

ただし、返った後に失速して大きくひと漕ぎ。

高度が2/3程度まで落ちてしまいます。

これでは面白くない。

あーでもない、こーでもないと悪戦苦闘していると、

フッとあることが頭をよぎります。

右翼が下がってスパイラル気味に高度を落とすので、

左尾翼にアップを入れて、ツイストで消そうとしていたのですが、

ツイストを入れすぎて右翼が先に失速しているのでは?と。

試しに、右尾翼↑、左尾翼↓を入れてみると、これが正解?

たまたま気流が良かっただけかもしれませんが、

高度ロスが大幅に減りました。

 

たまには良いなと、MGさんとビデオ撮影。

今回はローアングルから狙ってみました。

スーパースローで撮影しているので、機体の動きがよくわかります。

 

 

あんなにひしゃげちゃって、チョットだけ可哀想になってきます。

2番機の主翼は昨年のカテ4初号機を流用しているので、

UDが入っていないんですよね。

なので曲げ剛性があまりない。

 

MGさん3連写。

うん、よく曲がっていますww

 

タイミングは違いますが、私も3連写。

うん、よく曲がっていますwww

私の写真、1枚目は遠心力で機首とテールがわずかに外側に曲がっています。

3枚目は強烈なヨーで内側にグネっと曲がっています。

さすがはH(ハンド)・L(ランチ)・G(グネっと)

カーボンパイプってスゴイですね。

 

気持ちよく飛ばしていると、風向きはいつの間にか南南西。

少し引っかけ気味に投げた機体は、

サーマルと風に乗ってどんどんジャングルの方向へ。

よりによって一番草の深いところへ行ってしまいました。

3mにもなる草は雨風に倒されて、

多少低くはなっているのですが、それでも身長はゆうに超えています。

さらにそれが足に絡まって思うように前に進めません。

しばらく探していると、今自分がどこにいて、

どちらを向いているのかさえ分からなくなります。

青木ヶ原も真っ青です。

竿につけたアクションカメラを持って入ってはみるものの、

とうとう機体は見つかりませんでした。

30~40分は探していたでしょうか?

熱中症になりそうになりながら、

最後はフラフラになりながら脱出しました。

明日、電動バリカンを持って、もう一度捜索に行きましょう。

 

おまけ。

アクションカメラの操作を誤って、撮れた画像。

真剣に機体の調整をするMGさん。