SfMへの撮影方法・解析設定の影響:斜め往復撮影の最新研究成果 | 山口大学 空中測量(UAV写真測量)研究室の技術ノート

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2. SfM/MVSソフトAgisoft Metashapeの使い方
などなど。

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【このテーマの記事は、学術誌や学会等で発表した内容の紹介です。】

 

近年、撮影位置を高精度に測位できるUAV(Phantom 4 RTKなど)を使い、標定点を省略した写真測量が注目を集めており、その精度を検証するための現地実験が、国内外で数多く行われています。

 

こちらの記事で紹介した発表に続き、「斜め往復撮影」についてさらに実験と議論を進めた結果を、5月20日に日本写真測量学会にて発表しましたので、ここに紹介します(スライドはこちら論文の著者最終原稿はこちら)。株式会社フジタさんとの共同研究です。

 

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書誌情報(論文の著者最終原稿へのリンク付き):

神野有生, 松岡祐仁, 高田雅也:斜め往復UAV撮影に基づく標定点レスSfMにおける撮影方法・解析設定の影響, 日本写真測量学会 令和3年度年次学術講演会発表論文集, pp.49 - 52, 2021.