【このテーマでは、多数の設定の組み合わせについてMetashapeでSfMを実行し、高精度を出せる解析設定を探すためのPythonスクリプト"repeatSfM"について説明します。】
repeatSfMの出力ファイルには、2つのCSVファイルに加え、オプションで、(各試行の最終段階における)レポート、プロジェクトなどがあります。
ただ、各試行のレポートなどをいちいち開いて目視確認するのが大変だから作ったようなスクリプトですので、重要な結果は一覧表として、出力ファイル"errStats.csv"にまとめられています。
errStats.csvでは、1行が1試行に対応し、次のような列(項目)を見られます。
ご覧の通りrepeatSfMでは、検証点誤差について、統計量(平均とRMS)のみが格納されていて、個々の検証点に関する誤差は含まれません。各試行における個々の検証点の誤差(X, Y, Z成分、3軸合成)は、もう1つのCSVファイルindvErrs.csvに格納されています。