らくだ、って駱駝って書くんだね。
ということで高橋優のワンマンにいった感想をかくである。
たなばたライブ!
生で見るのは初。
CDを聞いている限りで思っていたのは、
思ったよりキャッチーで
思ったより疾走感があるなあということ。
心のままにガツンとしたうたがうたえる。
こう、見たり考えたりする視点が
自分の向くほうにきっちりまわってるかんじ。
浮いてたり下からだったりではなく。遠巻きだったりでもなく。
直線的、かな。
最初っから飛ばしまくるかなと思ったけど、
はじめのほうは「意外とていねいにうたうんだなあ」という印象。
でもどうやらそれは最初の数曲だけだったぽい。
緊張ですかww
長くて微笑ましいMCが終わってから、格段に良くなった。
言いたいこと言ったらスイッチ入ったのかな。
あの状態で、「素晴らしき日常」をききたかったのう…。
盛り上がり盛りだくさんの曲たちめっちゃたのしかった!
終焉のディープキスの赤照明ばんざい!
音源だけで感じてた「オリャアアアアア」ってかんじももちろんあるけど、
思ってたよりギスギスしてなくて、話してるときはやわらかくて好青年…!ってかんじなのだけども
たぶん、にんげん的には器用なひとになるんだと思う。
きちんとまっすぐ言えるひと。
だから、刺さる。
思ってもないことは言わないんだろうなあ…
前から、このひとの「思う」っていうことばが印象的だなとおもっていて。
「思う」ってものすごい主観の表現なんだと、感じていて。
ことばの響きはやわらかいのに、親しみやすいのに、強制はしないのに、芯がとてもとても強い、表現。
このひとそのもの、かもしれん。
だからわたしの中で高橋優は、「思う」ひと。
「福笑い」がすっと有名になったのは、
親しみやすさと心のままに飛ばすうたが
向かい合って直球勝負してるからかもなあ、なんて
おもった。
共通言語的なフレーズが最も有名で
きっとこのひとはそれを言いたかったんだろうけど
【あなたがいつも笑えていますように
心から幸せでありますように
それだけがこの世界の全てで
どこかで同じように願う
人の全て】
ってフレーズがすきで。
自分が思ってたことから
世界まで巻き込んでしまったよこのひと…!とな。
そういうふうに、
いろんな曲で、はっとさせられる一文を仕込んでいるとこが、
すごいよなあ。
でもアンコールできいた
駱駝のほうが、
投げやりでやさしくて
わたしの中の高橋優っぽい。なあ。
音源のがいいなあって曲もあったけど(すまんw)ライブのが絶対いいなあって曲もある。
興味深いひとだ。
おわり!
追記。
ライブに行って以降、地味に高橋優にはまっている。最初はキャッチーさゆえに聞き流して心地よくきいていたけど、ふとしたときに文章が頭に残って、ああこのうたはこういうことか、って気付いて、その深さに惹かれる。