ムラサキって、難易度の高い色だと思う。
単にヤンキーの色と思われるか、その色が持つ高貴さを身に纏えるかは、その人や物の品格によるんじゃないかと、そう思うわけです。
よーく見たら、やはり紫はムラサキなんですよ。
その高貴さが現れるのは、どこに組み込まれているか、パールだのスプラッシュだのラメだのよく分からないが何かしら装飾されていてもね、きっとパッと見た一瞬の美しさにだと思う。
それが何色かと判断する前のことなんです。
赤と青、混ざり合ってそのどちらでもない色、そこから受けるものは美しいとか、ここに並べた言葉では到底言い表せないもの。
しかし、子供の好奇心から、この色とこの色とを合わせてみたら?という遊び心やその混合による発見を経験した時点から、いつの間にかその神秘性を忘れ、或いはそのエロスに恥じらいを心の何処かで感じて遠ざかったり、しているのかも知れないなとも考えたりします。
流行色として例に漏れずチョイスしようが、たまたま巡り合って惹かれようが、紫をムラサキと認識する前の一瞬です。
その一瞬をずっと眺めていられることなどありはしませんが、最初に絵の具を混ぜたその時と違い、いま改めて受けるムラサキの印象とは、色という概念を超越したサムシングを感じずにはいられないのであります。
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