どもども、RIRIKOです!

最近音ゲーを両手でこなすようになりました。連打もお手の物。日々成長の毎日ですわ。

 

 

 

本日…!

TVアニメ「魔女の旅々」の最終回でしたね。

 

はあ~~あっという間すぎでしょ…

この、なんか、駆け抜けやり遂げた感。

 

 

魔女旅ロスになってしまう。絶対。

 

 

今回はそんな、「魔女の旅々」にて、

私RIRIKOが作詞作曲を担当させていただいたOP主題歌

 

『リテラチュア』のお話 “作詞について”

 

 

を書かせていただきます。

(楽曲についてのブログはこちらから↓)

https://ameblo.jp/rrkblg/entry-12633051451.html

 

※最終話のネタバレが若干ありますのでご注意です

 

ぜひ余韻に浸りながら、お楽しみ下さいませ~

 

 

🌛

 

 

今回この「リテラチュア」

正直に言って…

 

作詞は本当にめっちゃ、

めーーーーーーっっっっちゃ悩みました!!!!

 

 

作曲はあっという間にできたんだけどなぁ…泣

 

しかし、それには理由がありまして。

 

 

 

私はいつも作詞をする際、一つのテーマというか、「軸」となるものを決めます。

 

そこから、その「軸」がもっと強く存在できるように、引き立たせる言葉を選んでいくのです。

 

 

今回、魔女の旅々という作品。

作詞に移る前にその「軸」を見つけるべく

いただいた資料、そしてシナリオを読みました。

 

 

読んで、入れたいワードをメモして、また読みました。。

しかし

 

 

いや、「軸」ありまくり!!!!!

 

 

やはり一話完結、もちろんそれぞれにテーマがあるんです…

さらに主人公のイレイナさんを中心にして、作品が色んな顔を見せるんですよ。

 

可愛い~ と思いきや

 

えっ かっこいい。

 

えっ シリアス。

 

えっ コメディ。

 

 

一つの作品なのに曲にするべきことが多く、

だけど単純な"イレイナの成長"を表した曲にはしたくなくて…

 

沢山沢山、悩みました。

 

 

 

ほぼ現実逃避に近いかたちでTwitterを眺めていたある日。

 

なんとなく魔女旅についてのツイートを検索していたのですが...

そこでたどり着いたのが、

 

 

原作 白石定規先生の、アニメ化に対するコメント

でした。

 

 

そこに書かれていた冒頭の言葉

 

「僕はコメディもシリアスも良い感じの話も全部好きで、どれを書けば良いか頭を抱えていたのですが、そんな時にふと思ったのです。

 

“全部書けばいいじゃん!”」

 

 

いや、作詞に悩んだ大元これだ!!!!!

 

 

思わず突っ込んじゃいましたがしかしなるほど、

いくつもある選択肢の中から先生は

全部を選ぶ という”選択”をしたんです。

 

 

そして魔女旅のファンの方々のツイートで

 

「魔女の旅々は可愛いもシリアスもあって好き」

 

という言葉が多くあることは知っていましたが、

それがその”選択”の結果であり、

作品自体の特徴…

 

「軸」となっているんだと気づきました。

 

 

 

 

「選択」

これはファンタジーじゃない、私たちの世界の誰にでも多く有るものですよね。

 

ここで麗奈さんの話になるのですが、

もちろんこの楽曲は、魔女旅のみで完結させるものにするつもりはありませんでした。

 

 

"上田麗奈さんが歌うことに意味を持たせたい"

 

 

麗奈さんには

言葉と、その感情を伝える歌声がある。

 

それを活かせる作詞をしたいとずっと思っていました。

 

選ぶこと、それを経て自分になっていくこと

それにものすごい説得力を持たせ、そして伝えてくれると確信しながら

 

私もまた、言葉を"選び"

この曲は「リテラチュア」になっていきました。

 

 

文学

 

物語

 

 

イレイナさんの最終話の言葉

 

「いくつもの後戻りできない選択をして、私は、今ここにいるのです。」

 

 

どこへ行くのかも、

何を好きになるのかも、

 

好きだから、何を大事にするのかも、

 

全部選んで作り上げられる、

自分の物語。

 

 

 

うおおお、長文になってしまってすみません本当に。

ここまで読んでくれてありがとう。

 

 

リテラチュアの参考文献:

白石定規先生のTwitterはこちら

https://twitter.com/jojojojougi?s=21

 

 

改めまして、今回

TVアニメ「魔女の旅々」に関わらせていただいたこと、本当に嬉しく思います。ありがとうございました!

 

 

きっとイレイナさんの旅も、麗奈さんの日々も、皆さんの日々も続いていくでしょうから、

 

これからも末永く『リテラチュア』を聴いていただければと思います。

 

 

RIRIKO