2019年から『未来』へ後藤まりこさんが来てくれた。 | 伊達と酔狂とRRJ!橋満克文(RRJグループ代表)

2019年から『未来』へ後藤まりこさんが来てくれた。

たて続けに大好きな音楽家の死が発表された。

〇井敦〇さんが亡くなったことについても書きたいことがある。

けど、人の亡くなったことに便乗するみたいでとても嫌で、何も書けなかった。

だから検索で引っかからないように伏せ字にします。

この件は、いつか書きます。

そして、もう一人伏せ字にします。

チバ〇〇スケさんが亡くなった。(以後チバさん)

 

2023年12月6日発表された。

その日は、僕にとっては特別な日だった。

 

僕は、2019年まで、僕の音楽の趣味は偏っていた。

まず、男性ボーカルの音楽しか聴いてこなかった。

これは割と40年くらいそう。

青春期、浪人、社会人、そして独立と人生の流れがあって。

2019年、僕は音楽を聴くのは好きだが、常に追い続けているのは、3アーティストくらい。

 

忙しいのもあった。けど、興味も薄くなってた。

ある日、弟が、新宿で開催される音楽フェスがあるので、これなら兄貴も行けるやろ。と。

『TOKYO COLLING 2019』というイベントにいかないか?と僕に声をかけてくれた。

 

正直なところ、ライブハウスで演奏している人の事知らなかったし、興味もないと思ってた。

たまには弟と遊ぶかくらいのノリで、参加した。

2017年にオヤジが死んでしまって、兄弟とも疎遠になりたくなかった。

「じゃ、行ってみるかな」

イベントはサーキットイベントと言って、腕にチケット代わりの紙の腕輪を巻いてもらったら、その近辺で行われてるライブハウスのライブは好きに見ていいというもの。

 

弟が「アニキはあまり知らんやろうから、おれのおすすめと見たいバンド回ろうか。

とコーディネートしてくれた。

 

そのイベントで心に残ったバンドは3つ(見れたバンドの中でなのですべてのという意味ではない悪しからず)。

虎の子ラミー、花団、そしてDJ後藤まりこだった。

 
新宿LOFTで、後藤まりこさんの演奏が始まった。
音楽が流れて、歌詞が届いて、胸に響いて、喉元にナイフのような、鋭いものを突き付けられた気がした。
「お前、本当に生きてるか?」
「お前、ちゃんと見てるか?」
「お前、ちゃんと聞いてるか?」
 
正直、態度にこそ出てないが、心の中で、斜に構えていたと思う。
自分の目の前どころか、至近距離で後藤まりこさんが自分に問いかけてきたような、そんな気持ちになった。
「また、好きな音楽を聴きたい」
 
その日から、僕は、インディーズの音楽にも範囲を広げてどん欲に音楽を探し始めた。
ライブハウスに行きたいと思ったがコロナがきた。
色んな音楽を聴いても、やはり後藤まりこさんはすごかった。
尋常ではなかった。
けどライブはやってない。
せめてグッズを買ってアーティストを応援しよう。
 
そして、後藤まりこさんと通販の配送ミス、PCが壊れた問題、HPのメンテナンス相談、などキッカケがあり、縁が深まっていく。
 
コロナの超初期の2020年2月29日、DJ後藤まりこさん(後藤まりこさんが主催というわけではないライブ)は渋谷でライブをやった。
すごく悩んでの決行だったとのこと。
 
コロナの影響で、会場に来れない人の為に配信を手伝ってほしい、ということで、僕に声がかかった。
(当時今ほどは配信は簡単ではなかった)
サウナ仲間になり。相談したりされたり。
後藤まりこさんのソロプロジェクトのMVを作らせていただいたり。
僕のお人好しな部分に対してアドバイスをくれたり、後藤さんの友達が困っているということで、僕と友人をかけ合わせることで何か生み出せないかと相談をしてくれたり。(ミッドナイトクレイジーラジオはそのご縁です)
うちのハピラジ!ミュージックライブというイベントに出て貰ったり。
 
そんな細やかなご縁がたくさん繋がって今がある。
 
僕の音楽の趣味は、チバさんだけでは無くなった。
大好きな音楽がたくさん出来てて、ほとんどがライブハウスを中心に活動している人たちだった。

そして、気が付いたら、チバさんに侵食されていた音楽が大きく変わってた。

 

そのすべてのきっかけは、後藤まりこさんである。

これは公言しているし、事実。

 

今年の秋ぐちくらいから、後藤さんと色々と相談をさせて頂いてて、後藤まりこアコーステックviolencePOPのCDの通販を会社で扱わせて頂けることになった。

アルバムの制作も一部、お手伝いさせていただくことになった。

 

アルバムタイトルは『未来』

 

それが、RRJショップというサービス。

そして、後藤さんのCDの発売日、

今日大々的に売り出すぞ!

そんな日に、チバさんの訃報が流れた。

 

最近はミュージシャンの訃報が多かったが、チバさんに関してはちょっと段階が違うというか、この訃報が流れた時に役員や僕のことをよく知るメンバーが僕の心配をするくらい、そんな感じだった

 

やはり落ち込んだ。今も落ち込んでる。

 

けど、昨晩、ふと、こう思えた。

 

2019年、チバさんほぼ一色だった僕の音楽を変えてくれた、後藤まりこさんが、2023年12月6日に、未来というアルバムを手に、過去からタイムマシンに乗って、僕に音楽の未来を届けてくれたのかもしれない。と。

 

そんな訃報がある日に、このCDを届けてくれて強く励ましてくれている。

音楽を聴き続けらる、そして、今をもがき、つかもうとしている、そんな音楽を現代進行形で聴けることの大切さを胸に、これから先の未来も音楽と共に行こうと思う。

 

大好きなミュージシャンに出会えたら、音楽を聴こう。

CDも出来れば買おう、グッズでもいい。

そして、SNSで感想や応援の言葉を、たくさん発信して欲しい。

いま、音楽では食えないとか、CD売れないとかわかりきっている世の中で、理解したうえで勝負しているミュージシャンを支えられるのは我々のひとつひとつの言葉だと思う。

 

お願いします。

 

そういえばサウナに一緒に行く道すがら。

「橋満さんってどんな音楽聞いてるの?」

と言われて。

「ミッシェルとかバースデイとかチバさんが多いですね」

と話、言わなくていいのに。

「僕、女性ボーカルの音楽をほとんど聞いて来てなくて、後藤さんの音楽が本当に初めてくらい自分で求めて聞いた女性ボーカルの音楽かもしれない」

と話したことがあった。。。

ほんと、これは余計なことだったかもなと思うけど、本当のことをいったことも間違いないなと思う。