本当はこんなはずじゃなかった。 | 伊達と酔狂とRRJ!橋満克文(RRJグループ代表)

伊達と酔狂とRRJ!橋満克文(RRJグループ代表)

2004年に、株式会社アールアールジェイを起業して、サバイバルを続けてきました。
Still Run!まだ走る!まだ経営を続ける!
自分の経営者としての向き合い方について書かせていただいております。

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未だに、まだ僕は独りでは何も成し遂げてない。

毎日、本当はこうするはずだったんだって、半分はふて腐れて、半分は負けてたまるかと呪文のように言いながら、弱い自分を憎んでる。

なぜ、弱ってるのか、なぜ、決めつけるのか。

本当は…本当は。

負けるか…アホか。

と、僕は届きはしない声で、母を思う。

もっと楽をさせてあげたかった。

もっと楽しい想いをさせてあげたかった。

ハワイにもう一度、旅行に行かせてあげたかった。

吉本新喜劇を、漫才を、天童よしみを、綾小路きみまろを…。

僕はいつも言う、後悔はないと、いま出来る事は全てやったと。

つまり、限界だと…情けない言葉を言えず、きれいにまとめてる訳だ。

情けない男だ。

誰かにすがりたいと思うくせに、やはりそれも出来ない。

それは俺は男だから。

いや、俺は都合が良いだけだから。

甘えたら、俺は負ける。

かぁちゃんに電話してたら、知らない間に、俺は、オカンではなく、オカンにお母さんと、呼び掛けてた。

何十年もその呼び方はしてない。

そして、お母さんと繰り返す度に、涙が溢れて、変な声にならない様に、俺は努めて明るい声を出した。

父に支えて貰ってなくては、電話すら持てなくなった母に、僕は、俺なぁ…日本一になったんや…って言ったら、かすれた声で、すごいなぁ…すごいなぁ…ってかぁちゃんが俺を誉めた。

会社が日本一になっただけだけど、しかも説話社さんと一緒にやったことだけど。

そう言ってしまった。

電話を切って、泣くもんかと俺は最近買い換えた、冷蔵庫を開けて、何もとらないでまた閉じた。

このまま消えても構わないなんて、そんな事はもっと強くなってから言えよ。

サンボマスターの歌詞が浮かんだ。

余計に悔しくなった。

けど、断じて俺は泣いてないし負けてない。

もっと、もっと時間があれば、薬以外の物も、欲しいものも、何でも買ってあげれたのに。

守ること…出来んのかな…。

自分の人生で、捨ててしまったもの。

もう拾い直したいなんて思わないから、色々諦めて構わないから、たった一年前で構わないから、時間を戻してはくれないか。

かぁちゃん…。

育ててくれてありがとうな。

もっと強くなってみせるからな。

あんたの息子が日本一になったんやで。