お盆に帰れそうもないので、連休を使って、実家に行ってきた。
何も言わずにサプライズで帰るぞー!
かぁちゃんを喜ばすのだーと、家にたどり着いたら、誰も居なかった。
どうやら弟夫婦が、食事に連れ出してくれてたようだ。
僕は、崎陽軒のシュウマイと柿の葉寿司、東京バナナを居間に置いて、お茶を買うために、近くのコンビニに出かけた。
コンビニから帰ったら両親が帰ってきてた。
サプライズ失敗。
東京バナナを片手に、「おう!お帰り!」と普通に出迎えられた。
かぁちゃんはもう歩けなくなったけど、想像していたよりは元気だった。
ご飯もよく食べた。
東京バナナむしゃむしゃ食べて喜んでた。
さすがは、東京の鉄板土産と、びびった。
京都で買った柿の葉寿司を出したら、さっきお寿司屋に行ってたと返された。
ならばと崎陽軒のシュウマイを出した。
しかし、崎陽軒のシュウマイは誰も手をつけなかった。
全部、売れ残った。
親父はまたまた丸くなってた。
実家の地デジ対応を済ませて、親父とも深夜まで話し込んで。
親父は親父として、男としてまだまだ踏ん張りたいのだと思った。
かぁちゃんが下の階でモゴモゴ言うからなんだと思ってたら、寝言だった。
親父との話を切り上げてかぁちゃんの所に戻ったら、親父の部屋から今度は何か聞こえてきた。
親父のいびきだった。
寝言と、いびきのサンドイッチやな・・・・と独りごちたら、同時に二人が静かになった。
さすがは夫婦と思ったが、僕は被害者だ。
こうなれば、やけだと思って、売れ残りのシュウマイを全部食べた。
シュウマイを堪能した後は、ワールドカップを前半だけ見て、耐えられなくなって落ちて。
早朝から、弟夫婦の子供三人と暴れまわった。
昨日、食わなかった柿の葉寿司は朝ごはんとして、全部食べられていた。
シュウマイのことは、誰も悔しがってなかった。
それどころかシュウマイの存在は無き物になってた。
僕はシュウマイのおかげで胃がもたれてた。
墓参りして、熊本に嫁に行った、親戚の連絡先を聞いて。
味噌汁すすって。
弟夫婦が、母親の面倒を見てくれているから、僕は本当に仕事に集中できるなぁと、深く感謝して帰ってきた。
久しぶりの関西の空気だった。
台風の影響か雨だった。
雨が降っている所と止んでいる所のハザマを絶対見るぞ!と思ってたら、知らん間に、新幹線で落ちてた。
気が着いたら東京だった。
やっぱり東京では雨が降ってなかった。
おおおっ!と思った。
そう言えば、帰省したら必ず食べるケーキを食べ忘れてた。
まぁ、しょーがないわなーと。
そんな事を、ぼんやり考えてたら、電車を乗り過ごしそうになった。
その頃になると、もう、シュウマイのことは忘れてた。