長男が食物アレルギー、小児喘息であるため、経験から思うことを書こうと思う。

 私は管理栄養士であるが、子供の食物アレルギーについて、特に知識を深めることなく母親になった。

そし長男が産まれる数ヶ月前に越してきた地での子育てだった。

 自治体の離乳食講座に出て、普通に離乳食をはじめた。

 すると卵焼きを少し食べたとき、ヨーグルトを食べさせたときに発疹や、嘔吐があったので、まずはかかりつけ医に相談。

 そこの先生は、年配だがアレルギーの権威だと言われていた。

 しかし、とりあえずやめておく。という話のみ。

 やめている間には、そのうち治る、間違えて食べたときには治っているというような話笑い泣き

 その後保育園へ通うことになり、検査結果を提出するように言われ、相談するも、検査は必要ないと笑い泣き

 そう言われても、保育園には提出義務があるため、他の病院を探して行ってみようとする。

 探してみると、検査をしている小児科の少ないこと。

 少し先になるが検査をしているという病院へ。こちらは2週間に一度だけアレルギーの先生がくるとのこと。

 とりあえず検査していただくと、卵と牛乳、後はハウスダストやダニが高くなっていた。

 卵や牛乳は小学生にあがる頃にはほぼ治ると言われ、安心した照れ

 息子を連れて待ち時間の長い少し遠い病院へ行くのは困難なので、検査以外ではまた主治医のところへ通う。

 そのうち近くに病院ができ、入院施設はないが、小児科があり、アレルギーの先生がいるときき、転院した。

 そちらは喘息やアレルギーの薬をくれ、食物負荷試験もしてくれるという事で、安心して通院。

 こちらでも息子のアレルギーはそのうち治るだろうと言われ、年に一度位負荷試験をしてみようと言われていた。それまでは完全除去と言われた。

 負荷試験では牛乳は0.1mlで症状がでて、その時は私からすると息子は喉の違和感が少し見られた程度だが、0.1だけで症状が出てるのですぐにやめになった。その後2年ほども値は下がらず、小学生になる頃までに治らない子だねというようなことを言われ、自宅負荷(家で、少しずつ食べ量を増やしていく治療)も、こんなに酷い子は困難であると言われ、完全除去と言われていた。

 卵の負荷試験では、4歳でゆで卵6グラムまで食べ、5歳のときは12グラム食べてアナフィラキシーをおこした。検査のとき以外は食べていない。このときもまた、治るかと思ったが駄目だった。あんなに酷い症状が出るなら家で、少し食べさせるのも危険であるというような判断で、そのまま何もできず、一生息子は卵も牛乳も食べられないのかと悲観していた。


 そんな中、コロナになり、コロナ対応していた病院での負荷試験も不安でせずにいたところ、他院にてアレルギーの名医が来ている話を耳にする。年配の方だが経験の多い方で、評判の良い方で間違いなさそうだった。

 その先生は自宅負荷をしていると聞いたので、コロナで心配ということで転院させてもらった。

 新しい先生は最初、やたら転院するものではないと少し説教気味だったが、とても印象のいい先生だった。

 前の病院の先生にはこんなに酷い子は紹介もはばかられるというような事も言われていてかなり落ち込んでいた私だが、こちらでは少しずつなら自宅負荷をできるという。牛乳も、食パンなど加工品から始めればた大丈夫だろうと言ってくれ、少しでも治療ができる安堵から思わず泣いてしまったえーん

 以前の病院での負荷試験の話も、やり方に驚かれていた。

 おかげで小学2年生になる息子は今は卵解除(生はまだ)。牛乳はヨーグルトで7グラムまで食べられるようになった照れ

 他にもナッツ類もあるが、この2つのあとに治療予定。

 私が言いたいのは先生によって考えの違いが驚きだったこと。

 なので、先生によって治るか治らないか決まるレベルであるということ。

 食物アレルギーを治したい方はセカンドオピニオンや情報収集を欠かさずいい先生に出会って貰いたいおねがい


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