WOWOWで映画三昧 Part249 | 継続は記録なり~第二章~

継続は記録なり~第二章~

2005年6月24日から始めたYahooブログが閉鎖され、約14年分の記録ごと泣く泣くお引越し。
2019年6月からここで新たなスタートです。

※交流が全くない方や宣伝目的のフォロー申請はお断りしてます。

休みの日に地上波番組の録画は見ているけど、今月に入って録画してる韓国ドラマが3本。

 

毎日放送だから週で15時間必要だし、WOWOWは解約したけど容量問題はやっぱり発生。

 

少しづつペースあげて映画を減らしていかないと・・・。

と思って今回は韓国映画と邦画を5本です。

 

 

 

<< ぼくが処刑される未来 >>

 

 

出演:福士蒼汰(浅尾幸雄) / 吉沢亮(ライズマン(砂田)) / 関めぐみ(生方) / 小西博之(キングアーサー(もうひとりの浅尾幸雄)

自己評価:〇

<2012年 日本>
毎日にやりがいも生きがいも感じず、どうでもいいと思いながら暮らしている浅尾は、気弱で言いたいこともはっきりしない。夕食帰りに歩いていると、突然空から光に照らされ、気が付くと知らない部屋で座っていた。それが取り調べだと知った浅尾は、身に覚えのない殺人について問い詰められており、「今はまだ犯していない」罪により拘束された。状況が理解できない浅尾に弁護士の生方は、ここは25年後の未来で死刑制度はなくなったが、未来犯罪者消去法という法律で裁くため、アマテラスによって過去の時代の容疑者を未来に連れてきて公開処刑をすると聞かされる。裁判は形式的な物で処刑は確定しており、三日後に執行されることに。未来の自分が妻子を殺したと言われ、落ち込む浅尾に近づいてきた1人の男。それは子供の頃から浅尾のことをダサオと呼びいじめていた別名キングアーサーという近所の同姓同名の浅尾幸雄という男だった。同姓同名のため、アマテラスが間違えたと主張する浅尾の声紋を調べた生方は、2人の声紋が不一致とわかり再審請求をするも拒否されてしまう。どうすることも出来ない状況の中、ライズマンというハッカーに呼びかけられた浅尾は、自身の手で無実を証明しろと脱獄の手助けをしてもらう。実家に連絡をするも元々連絡を取っておらず、電話番号も変わって居場所がわからないと母に言われるが、職場ならわかると教えてもらうも、1年前に退職していた。同僚が見かけたと言った場所に向かうと、公園でホームレスになっている未来の自分を発見し声をかけると、若かりし頃の自分を見て驚かれる。事情を説明するもキングアーサーが万引きするのを見過ごしたことで、その凶器で殺人を犯したと知り退職したと話すと、浅尾は未来の自分の情けない姿に失望する。そんな浅尾に生方は自身の父親が冤罪で死刑となり、バッシングに耐えかねた母が自殺したことで弁護士を目指したが、かつて自分が弁護し無罪にした男が実は犯人で、野に話された途端に再度殺人を犯し、その被害者がライズマンの姉だったこと、その事件をきっかけにアマテラスが導入されたと話した。処刑当日、ライズマンの提案で、未来の自分と共にテレビに出て無罪であると訴えることになり、知り合いのテレビマンと共スタジオに案内される。ところがそこには警官がおり、逮捕された浅尾はテレビ局の屋上に作られた特設会場で処刑されることに。皆が冤罪を訴えるも、アマテラスを導入した長官はライズマンが調べ上げたアマテラスの欠陥と過去の冤罪を聞くも相手にせず、処刑を執行しようとする。その瞬間を待っていたライズマンがアマテラスのプログラムをハッキングし処刑を中断させると、先ほどの会話を流すと長官はそのまま逮捕された。ライズマンに助けられた浅尾にキングアーサーが襲い掛かるが、未来の浅尾に助けられ、浅尾は無事に元の世界に戻ることが出来た。帰宅した浅尾は届いていた裁判員裁判の書類を手にすると、しっかりした足取りで裁判所に向かう。未来は変えられると信じ出席した裁判は、生方の父親の事件で、傍聴席に座る少女を見た浅尾は笑顔を向けるのだった。

<感想>
未来の自分が犯す犯罪でまだ何もしてない人が死刑になるとか怖すぎるけど、この制度があれば被害者は少なくて済むのかも。その未来では被害者はいるけど・・・。この冤罪は非常に怖いけど、この出来事がきっかけで現代に戻った主人公が前向きになるのは良い終わり方でした。福士蒼汰さんが若くてカッコいいなぁ~と思ったら2012年の映画でした。今も変わらずカッコいいけど、この頃大好きです(顔がw)

 

 

<< スタートアップ >>

 

 

出演:マ・ドンソク(コソク) / パク・ジョンミン(テギル) / チョン・ヘイン(サンピル) / ヨム・ジョンア(テギル母) 

自己評価:〇

<2019年 韓国>
元バレーボールの選手だった母と2人で暮らすテギルは、予備校のお金でバイクを購入するも事故を起こして警察に捕まってしまった。母と口論になり家出をしたテギルはどこでもいいととある地方の街にやってくる。偶然見つけたジャージャー麺の店に入り食事をすると、その店で住み込みで働かせてもらうことに。口の利き方すら身についていないテギルはおかっぱ頭のコックとも度々口論になるが、まじめに配達をしていた。丘の上の方まで配達に行ったテギルは、到着早々駅で殴られた赤い髪の女性と再会するもボクシングの経験のある女性にまたもややられ気を失ってしまった。彼女はサウナで知り合った2人の女性とモーテルで生活をしていたが、彼女らが連れ込んだ男性と喧嘩になり行き場を無くしていた。後日、彼女が男らに追われているところを店の屋上から見かけたテギルは彼女を助けようと出ていくも、喧嘩が弱くまたもややられてしまう。店で手当てをしてもらった女性は出ていくが、その後彼女も住み込みで働き始める。奇妙な生活が始まった矢先に、店に男らがやってきて大暴れすると全員が警察に連れていかれるが、男らが売春あっせんなどで指名手配されていたためテギルらは解放される。ところがこのことがきっかけでコソクの居場所を突き止めたヤクザらが店に押し掛けると、身を隠せるはずはないと目寄っていた。ヤクザの親分である身元を隠し料理長として働いていたが、店に迷惑がかかると裏の世界に戻ってしまった。店の修繕のために1週間休みになったため、テソクは連絡を絶っていた母を訪ねると、知り合いから譲ってもらった小さな店を開いていたが、その店は不法だと撤去の対象になっていた。再び言い争いになったテギルは初給料を置いて出ていくと、久しぶりに親友のサンピルと再会する。サンピルは痴ほう症の祖母と2人で暮らしているが、紹介された消費者金融の取り立ての仕事を始めていた。先輩について回っていたが、しばらくして1人で行くように言われた先で暴行され入院してしまった。危険な仕事だからやめるようテギルは話すが、祖母と貧乏暮らしはもうたくさんだと仕事に戻ったサンピルは暴行を受けた店を訪れ大暴れする。もう殺してくれという債権者にナイフを構えたサンピルは刺すことはなく店を後にするが、お金の回収が出来ないため社長自らが店を訪れると、先輩に刺すよう命じる。その光景を目にしたサンピルは顔をこわばらせて店を後にすると、次の回収が最後だと連れていかれたのはテギルの母の店だった。店に入るのを必死に止めるサンピルだったが、返済するお金がなく社長らが店で暴れはじめたところに戻って来たテギル。サンピルに母を騙したと責めるが、何も知らなかったと涙ながらに謝るサンピル。狭い店の中で全員が大暴れする中、テギルが残した封筒を手にした社長らが出ていこうとすると、母はスパイク並みの強烈な一撃を食らわせそのお金を取り返した。結局店は撤去され、仕事を辞めたサンピルと共に祖母と同じように内職をする4人。そこにチキンの配達が届くが、チキンを持ってきたのはサンピルの先輩だった。先輩もまた、仕事に嫌気が刺して辞め、1人でチキン屋を開業したが、調理も配達も全部1人でこなし大変だと話し去っていくと、その後ろ姿を嬉しそうにサンピルは眺めていた。店の修理が終わり地方に戻ったテギルは、片を付けてヤクザの世界から抜け出してきたコソクや仲間と共に今日も働くのだった。

<感想>
マブリー映画というだけで見始めた映画だったけど、途中まであれ?いまいちかな・・・と思いながら視聴。ヤクザとか格闘家の役が似合うマブリーがおかっぱ頭で中華料理を作ってるギャップにやられたけど、元の姿はやっぱりヤクザ。そしてそれがシックリくる。反抗期で人生に意味も見いだせない青年が人と接して変わっていく人情系で、まぁ最後まで見れて良かったかな。

 

 

<< ノンストップ >>

 

 

出演:オム・ジョンファ(ミヨン) / パク・ソンウン(ソクファン) / ぺ・ジョンナム(ヒョンミン) / イ・サンユン(チョルソン)

自己評価:〇

<2020年 韓国>
市場で揚げパン屋を営むミヨンは夫でデジタルに長けたソクファンと娘のナリとつつましく生活をしている。ソクファンは栄養ドリンクのフタについてるクジにはまっており、無駄遣いだとミヨンに怒られながらも楽しく暮らしていたある日、ミヨンが一等のハワイ旅行に当選する。2人で喜ぶも節約家のミヨンは旅行は勿体ないと、オークションで売ろうとするが、ナリが自分だけやったことがないことが多いと泣いたことで、家族そろってハワイへ行くことに。同じ頃、かつて北朝鮮で凄腕だった「モクレン」が失踪した後、ハワイ行きの便に搭乗すると知ったチョルソンらは、モクレンを生け捕りにする指令を受ける。受付カウンターが閉まってから空港に到着した一家は、頼み込んで搭乗することが出来たが、そのおかげでミヨンとナリはビジネスにアップグレードしてもらえた。初めての飛行機にテンションが上がる2人だが、機内サービスも有料だと思っているミヨンはナリが頼んだドリンク代を支払おうとするも、無料と知るとここぞとばかりに飲み食いして楽しんだ。離陸し落ち着いてきた辺りで動き始めたチョルソン達は、モクレンを探すも見つからない。ビジネス以外を探し終えると銃を取り出し乗客をエコノミーに集めるが、食べすぎてトイレにこもっていたミヨンは状況もわからず楽しんでいた。物音に気付いた男がトイレにいるミヨンに気づくが、あっという間に相手を打ちのめし気絶させてしまった。昔のクセが・・・と呟いたミヨンだったが、CAのヒョンミンが銃で脅されながら乗客名簿を探すのを天井にしがみついて見ていたミヨンが男をやっつける。北朝鮮の人物らがハイジャックしたと聞き、敵の人数を聞くも使えないヒョンミン。一方、ナリが心配しているため、隣の客に任せてミヨンを探しに動き始めたソクファンは、こっそり地下に潜り込んむと回線をいじりだす。ミヨンはCAの制服を着て敵と挑むも、ナリに顔が見えないように動いているとチョルソンと顔を合わせる。ミヨンこそがかつて凄腕だったモクレンだったが、素性を隠し整形して韓国で暮らしていたのだった。一方地下に籠ったソクファンは、かつて国家情報院で働いており韓国に来たモクレンを監視していたが、恋に落ちて結婚したのだった。捕まった2人は絶対絶命だと思われたが、チョルソンが仲間に銃を向けられ同じようにとらえられる。チョルソンは反勢力がミヨンの父の設計した核爆弾を盗む計画があることを知り、暗号の解読にはミヨンの目が必要なため、党からミヨンを保護するよう指令を受けていたという。完全に信じることは出来ないが、飛行機の墜落を阻止するために2人は協力し敵を拘束し乗客らと喜びを分かち合うも、娘を預けていた客がまさかの実行犯でミヨンに飛行機から飛び降りろとナリを盾に脅迫する。乗客と家族を守るために覚悟を決めたミヨンだったが、ドアを爆破させた時にナリが持っていたぬいぐるみを受け取ると外に投げ捨て、男もドアから蹴落とすとぬいぐるみが爆発する。中に爆弾が仕掛けられていたことに気づいたことを褒めたソクファンに、私はモクレンだと笑って話すミヨンだったが、飛行機が仁川に引き返すことが伝えられるとショックを隠せない。ソクファンも新婚旅行なのだからと訴えると乗客も賛同し、機長は予定通りハワイへ飛行機を向かわせる。初めての海外を楽しむミヨンとナリを見たソクファンは、旅費を稼ぐのに10年かかったと言い、ミヨンが飲んだドリンクはソクファンが細工をしたことが判明するのだった。

<感想>
地上派の録画と被って録画が出来ず、WOWOW解約日の前日&当日にスマホで見た映画。キャストが知ってる俳優さんばかりだし、友情出演なのかちょい役も有名どころばかりで豪華でした。シリアスそうだけどコメディで面白く、休憩室で見てるのに途中何回か笑ってしまったけど、気軽に見れてこれはお勧めです。

 

 

<< 喜劇 愛妻物語 >>

 

 

出演:濱田岳(夫豪太) / 水川あさみ(妻チカ) / 新津ちせ(娘アキ) / 夏帆(ユミ) / 大久保佳代子(吾妻)

自己評価:〇

<2019年 日本>
売れないシナリオライターの豪太は稼ぎもないのに家事もろくにしないダメ夫。そんな夫に常にいら立っている妻のチカはパートをして家計を支えている。口だけで言い訳ばかりの豪太は妻と体の関係を持つこともハードルが高く、率先して家事や育児をしてご機嫌を取らないといけないが、妻には全く相手にされない日々を過ごしていた。ある日編集者から呼ばれた豪太は、香川のうどん娘のシナリオの話を聞き取材に行くことを提案されるが、免許のない豪太は渋ってしまう。運転出来るチカに頼むしかなく、家族旅行も兼ねて取材に行こうと考えるが、お金がないと妻に一括された。全食うどんでいいと豪太は言い、かつて彼のことを信じていた頃を思い出したチカはシフトを変更してもらい青春片道切符を使って3人で香川へ向かうが、交通費もケチらないといけず移動はほぼ徒歩。アキは疲れてわがままを言い、うどんでいいと言っていた夫もあれが食べたいと言い始め、チカはイライラが抑えられない。やっと到着したホテルはシングルを予約しているため、裏口からこっそり中に入ると豪太とアキでチェックインをするが、塀が高く電柱を上りゴミ捨て場に落下したことでセーターを破いてしまった。どうにか部屋に着くも1人で風呂に入り眠っていた豪太は出てこず、アキに起こされドアを開けるとチカはブチギレ。翌日レンタカーを借りて取材先に向かうと、すでに映画化の話が決まりかけていると嬉しそうに話す夫婦。料理をご馳走になるも運転手のチカはお酒を飲めず、自分のことをアピールすることもなくすすめられるままにお酒を飲む豪太にいら立ち喧嘩に発展。帰りの車の中でも口論をしていると食べすぎたアキが車に酔ってしまい、途中で車を停めて介抱するチカ。水を買いに行ったついでに自分だけアイスを食べ景色を楽しんだ豪太は次はあそこに行こうと言い出し、チカは更に苛立っていく。お酒と食べ物を買いホテルに到着すると、旅行の勢いで妻と出来ると考える豪太はあの手この手で近寄ってくるが一日中運転をしていたチカはブチギレ。紋々としながら1人で外を歩いていると、酒に酔った若い女性が眠っており、胸元や足を覗いていると警察官に職務質問をされてしまった。手ぶらで出た豪太は身分証がなく交番に連れていかれると、早朝4時過ぎに呼び出されたチカは警官に非常識だと激怒し、豪太と激しい口論に。勝手に持ち出した財布を取り返すと、予定していた友人の家に1人で向かってしまう。母がおらず騒ぐアキの希望で2人で海へ行くことにした豪太だったが、バスがいってしまいレンタサイクルで移動することに。坂道でわがままを言い出したアキに、自分が行きたいと言ったでしょと怒ると泣き出してしまうも、海辺に到着。砂浜でアキを遊ばせながらもかつての仕事先で近所に住む吾妻と浮気をしようとエロメールを送り合っている間にアキがどこかに行ってしまい、娘がいないことに気づいた豪太が探し回ると保護してくれていたレスキューに厳しく怒られる。その頃、友人のユミの家で豪太の愚痴をこぼしながらも羽を伸ばしていたチカだったが、ユミが豪太に電話をし呼び出してしまう。外面が欲いい顔をする豪太に楽しい気分を壊されたチカだったが、ユミの好意で昼寝をさせてもらう豪太が目を覚ますと、ユミは浮気相手がいるとチカと話しているのを耳にする。刺激されたチカと今晩こそ出来ると考える豪太は、作戦が功を奏しその夜2人は楽しめ、翌日は3人でアスレチックや遊園地を楽しんだ。夜お寿司を食べに行き、本当に頑張ってほしいと言うチカはご機嫌だったが、編集者からの電話でうどん娘は別の人のシナリオに決まり、決まりかけていた映画の話もダメになったと聞かされると、チカは何も上手くいかないと泣き出してしまった。店を後にしホテルに戻る3人だったが、チカは別れてほしいと泣きながら訴える。突然の話に豪太はうろたえるも、何度も言っていたし、一緒にいたら甘えてるだけで全員がダメになると泣きながらチカは訴え、それを見たアキも泣き出してしまう。一生懸命やっても上手くいかないと豪太も泣きながら抱き着こうとするもチカは拒否し、ホテルで眠るチカに俺頑張るから。。。と呟いた。帰りの鈍行列車で爆睡する3人。チカはかつて豪太の成功を信じてゲン担ぎに赤いパンツを買った時の夢を見て笑顔を浮かべていた。しばらくして昔のようにパソコンが使えない豪太の手書き原稿を相変わらず悪態をつきながらも必死にパソコンで清書するチカ。そんなチカに飲み物を差出し、2人は今日も日常を送っていた。

<感想>
口ばかりでうだつの上がらない旦那に常にイライラしている妻。どちらを見てもイライラしてしまうけど、こんな夫がいたらそりゃイラつくし、これだけ強く言われたら旦那も何も言えない。わかるけど、見ていると気分的にはよろしくなく別れちゃえばいいのにと思いながら見てました。最後のシーンを見るとこの作品がヒットすればいいなと願ってしまいます。

 

<< シークレット・ジョブ >

 

 

出演:アン・ジェホン(テス) / パク・ヨンギュ(前園長) / カン・ソラ(ハン先生) / チョン・ヨビン(ヘギョン) / キム・ソンオ(キム)

自己評価:〇

<2020年 韓国>
ソウルの大手弁護士事務所の見習い弁護士のテスは、早く一人前になって認めてもらえるよう雑用やお遣いをこなしていた。事務所の外でデモから代表を守ったテスは代表の目にとまり、ガブリエルという外資系企業が1ウォンで買い取った閉園寸前のドンサン動物園の経営を任せたいと言われる。弁護士としてではなく園長としての勤務だったが、経営が軌道に乗れば1年後に希望の部署に席を用意すると言われ、外車をプレゼントされたテスは早速延長として動物園へ。給料も払えずスタッフは辞めており、金目の動物もすべて連れていかれ、病気の白熊と価値のない数匹の動物しかいなかった。来園者を増やさないことにはどうにもならず、頭を悩ますテスは園長室で見た写真からある策を考える。本物そっくりの着ぐるみを発注し、残った4人のスタッフが動物のふりをするという案にありえないと大反対のスタッフ。しかし動物がいない動物園で来園者を増やすことは出来ず、4人は担当の動物の動きの練習を始める。白熊のフリをする園長だったが、無理な体勢から腰を痛めてしまい、代わりにテスが担当するが、あまりの暑さに客が投げ入れたコーラを飲んでいるところを見つかり騒動に。動画を撮られネットに挙げられると途端に来園者が殺到したため、このあり得ない事態を利用しようとその都度コーラを飲むパフォーマンスを行うと売上げが急上昇する。ナマケモノに扮するヘギョンは彼氏に貢いでいたがフラれてしまい、その事実を知ったゴリラに扮するキムが彼の経営するコンビニにゴリラ姿で現れ店をめちゃくちゃに。驚いた彼が警察に通報するも、監視カメラはゴリラが持ち出したと話すといたずらだと相手にされない。ところが、ヘギョンを訪ねて動物園にやってきた彼が歩いているナマケモノを見つけ、見つかったことに気づいたヘギョンが無線で助けを求めると再びゴリラがやってくる。皆が動物に扮していたことを知られてしまい、ヘギョンが説得すると、貢いだ3000万ウォンとキムの謝罪で黙って言える約束をさせる。動物園が軌道にのったことを報告に事務所を訪れたテスは、代表から動物園をまもなく閉園すると告げられる。ガブリエルという企業は代表のペーパーカンパニーで、その土地をリゾート化するために買収される前に利益をあげて価格を吊り上げようとしていたことを知ったテスは、動物園のスタッフにその事実を告げようとするも告げられない。ところが、市のHPで閉園されることを知ったスタッフはテスに詰め寄るが、何も知らなかったとしか言えずにいた。約束通り希望部署の弁護士になったテスだったが、動物園のスタッフが気がかりで仕方ない。そんな時、ヘギョンの彼がお金のために着ぐるみで騙していたとマスコミに話したことで大ニュースになり、代表はその事実を確認しようと動物園に向かう。慌てて追いかけたテスは皆にそのことを伝えるも、すでに白熊のバックヤードに入った代表は中にいる白熊を見てどうみても本物だと思うも、柵を開けてしまった。病によりパニックになった白熊は暴れだし、代表を襲おうとしたことから、テスは着ぐるみを気を引き代表を助けるも、白熊に襲われぬいぐるみの頭が取れてしまった。すべてが詐欺行為だったことが世間にバレ、代表にペーパーカンパニーである事実を突きつけ穏便に済ませようとするもテスの逮捕はまぬがれない。そこで、リゾート化を計画している会社の代表に、自然の動物と触れ合えるエリアを作れば話題になり、環境にも優しいアピールが出来ると提案し、企業はそれを受け入れる。

一年後、動物園のスタッフは企業に雇われ、動物達も皆無事に過ごせるようになっていた。白熊は病を治すために最善の環境が整う海外の施設で生活しており、テスと獣医師のハンがその様子を見守っていた。

<感想>
あらすじを見て録画したけど、こんな奇策があり得ちゃうの!?と思う内容。全く動かない動物も熊がコーラを飲むのもあり得ない事のに、SNSにあがったことで騒動になってしまうとは。それきっかけに盛り返したのはよい流れだったけど、結局利用されていただけだし、いつまでも続けられないし結果的にバレて良かった。安易な考えでも理由があっての行動だし、どうにか再建させようと言う必死の策だから単に詐欺というわけでもない。こういうの嫌いじゃないです。