2025年10月12日に行われた大津祭本祭です。

 

 

大津祭 本祭 殺生石山からくり大津祭 本祭 殺生石山からくり人形

 

殺生石山。

2025年の巡行順は4番目。

能の「殺生石」に由来する山。狐が美しい女官・玉藻の前に化けて後鳥羽上皇を誑かし、殺生石に変えられたという説話から。

からくりは、玉藻の前が奥の石の中から現れ、扇を顔にかざすと狐に変わります。

 

大津祭 本祭 西王母山からくり大津祭本祭、笛を吹く人々大津祭 本祭 殺生石山からくり人形大津祭本祭 殺生石山からくり人形

 

西王母山。

2025年の巡行順は5番目。

漢の武帝に仙桃を与えたという中国神話上の女性、西王母に由来する山。

からくりは桃が割れて人が出てきます。

 

大津祭、殺生石山からくり人形と笛奏者

大津祭 本祭 殺生石山からくり人形

 

郭巨山。

2025年の巡行順は6番目。

からくりは、郭巨が土を斧で掘り、金の釜を掘り当てます。

 

 

源氏山。

2025年の巡行順は7番目。

紫式部は石山寺で源氏物語を起草したという説話に由来する山。

からくりは、源氏物語の構想が思い浮かび次々と船や牛車や人々が出てきます。

 

大津祭 本祭 猩々山 からくり人形

 

猩々山。

2025年の巡行順は8番目。

能楽「猩々」に由来する山。酒に酔った猩々が舞い踊る様子を表します。

からくりは、赤い衣装を着た猩々が酒を飲んで顔が赤くなります。