大津にある膳所神社です。
天智天皇が近江大津宮に遷都した際、この地は宮中の節会や宴に用いる食料を調達するための御厨が置かれ、陪膳浜(おものはま/「おもの」は天皇が召し上がるものの意)と呼ばれました。地名であり社名でもある膳所(ぜぜ)の名もここからきているそうです。天武天皇の頃、御食津神を勧請してこの社が創建されたそうです。
膳所五社の一つで、歴代膳所藩主が厚く信仰しました。
表門。
膳所城本丸大手門を移築したもので、重要文化財。
拝殿。
中門。
本殿。
祭神は、豊受比売命。
北門。
膳所城本丸土橋門を移築したもの。
南門。
膳所城水門を移築したもの。
膳所神社;滋賀県大津市膳所1-14-14