亀岡にある宗堅寺です。
幸雲山宗堅寺という曹洞宗の寺。
明応元年(1489年)、長徳寺として創建。明治初期の火災で文書焼失のため開山や開基は不明とのこと。安土桃山時代、亀山城主羽柴秀俊(後の小早川秀秋)が城下の5つの寺に2石ずつ寄進して庇護した亀山五箇寺の一つ。
江戸時代、亀山藩5代藩主松平成重が正室椿姫(徳川家康の姪で養女/実父は家康の異父弟松平康元)の菩提寺とし、椿姫の法号・久松寺殿椿岳宗寿大姉から久松寺と改名。亀山藩7代藩主菅沼定芳が父菅沼定盈の菩提寺として、定盈の法号・勝徳院殿翁宗堅大居士から宗堅寺と改名しました。
本堂。
本尊・聖観音菩薩像を安置します。
宗堅寺;京都府亀岡市西堅65