東近江にある鯰江城阯碑です。
近江国の土豪・鯰江氏の居城。室町時代、鯰江氏は近江守護・六角氏に仕えました。
永禄11年(1568年)、足利義昭を奉じて上洛途上の織田信長に対し、三好三人衆と結んだ六角義賢・義治は抵抗するも敗れ、居城の観音寺城を放棄して甲賀に逃れます。鯰江城主・鯰江貞景は六角義賢、義治を自城の鯰江城へ迎え入れ百済寺の後方支援を受けて織田信長と戦います。天正元年(1573年)、織田信長家臣・柴田勝家の軍勢が鯰江城を攻め、鯰江城は陥落。鯰江貞景は城を放棄しました。
史跡鯰江城阯碑。
鯰江城阯碑;滋賀県東近江市鯰江町