寺町通今出川上るにある本満寺です。
広宣流布山本願満足寺という日蓮宗の寺。
応永17年(1410年)、玉洞妙院日秀が、父関白近衛道嗣の別邸・近衛殿に創建。当初は元本満寺町(新町通今出川西入る)にありました。天文5年(1536年)、天文法華の乱で焼かれ、堺に避難。その後、洛中に戻ります。天正年間、豊臣秀吉の都市改造により現在地に移りました。
本堂。
本尊・十界曼荼羅を祀ります。
境内の桜。
妙見宮。
江戸時代、紫宸殿から見た十二の方角に妙見大菩薩を祀る妙見宮を建てて廻る、洛陽十二支妙見めぐりが庶民の間に流行。妙見大菩薩は北極星、北斗七星を神格化した神。こちらは丑(北北東)の妙見宮。
本満寺;京都市上京区寺町通今出川上る鶴山町16