野洲にある大笹原神社です。

 

 

寛和2年(986年)、越智諸実という人物が社領を寄進し創建したと伝えられます。近江源氏・佐々木氏がこの社を庇護し、現在の本殿は室町時代の応永21年(1414年)、佐々木氏支流で嫡流の六角氏に仕える岩倉城主・馬淵定信が寄進しました。

幕末までは牛頭天王を祀り、牛頭天皇総社と称していました。明治時代、現在の社名になっています。

 

 

拝殿。

 

 

本殿。

国宝。

室町時代、応永21年の建造物。

祭神は、須佐之男命、櫛稲田姫、御子八柱神、宇多天皇、敦実親王、佐々木高綱。

近江源氏・佐々木氏に庇護された社であるため、佐々木氏の祖が祭神に含まれます。

 

 

 

大笹原神社;滋賀県野洲市大笹原2375