岡崎にある延勝寺跡です。


古都の礎-延勝寺跡
 

平安時代末期、鴨川東・二条大路東末の白河の地には、白河天皇が創建した法勝寺を筆頭に、勝の字がつく六つの寺・六勝寺(法勝寺・尊勝寺最勝寺円勝寺成勝寺・延勝寺)が相次いで創建されます。

延勝寺は、久安5年(1149年)、近衛天皇の御願により創建されました。六勝寺の中では6番目に創建された寺。金堂・塔・一字金輪堂などがありました。応仁の乱までに廃絶していたと考えられています。

現在までに発掘調査による遺構は確認されていません。


古都の礎-延勝寺跡

 

現在、京都市勧業会館みやこメッセの一角に碑が建てられています。

 

 

 

延勝寺跡碑;京都市左京区岡崎成勝寺町