アラフィフ人生猫リセット -2ページ目

アラフィフ人生猫リセット

アメリカ人モラハラ夫と離婚して、人生やり直し始めたところです。

第2話は下山家のお話だった。

定食屋を営むシングルマザーと息子。生活はギリギリ。でも親権のために家庭教師を雇う。(この辺はよく意味が分からない)

元夫は裕福な生活をしていて、親権を取ろうと画策する。

 

まず、元夫は自分の息子のことを思うなら、十分な養育費を払ってやればいいではないか。

フィクションなのは分かっているが、こういう状況が普通で、見ている側も違和感を覚えないというのであれば、日本の社会福祉は終わっている。

養育費は公的機関が強制的に徴収する仕組みを作ったほうがいい。

 

それから、子どもに「お父さんとお母さん、どっちがいい?」と選ばせるのは残酷だ。

子どもは基本的に両親のことを愛している。

最後に貧乏なお母さんを選んで感謝を伝えて、「はい、美談」で終わっていいのか?

子どもの取り合いは解決しないし、お母さんは相変わらず貧乏だ。

 

最後にいじめはどうしようもなくなったら転校したっていいと思う。

自分で立ち向かって、解決するのが望ましいとするのはいかがなものだろう。

ボコボコにされて5千円を取り返せるはずがない。いじめっ子たちが、殴った後に「ほらよ」っと5千円を返したというのだろうか?ありえない。あの状況なら、ボコボコにされて、5千円も取り戻せない可能性のほうがはるかに高い。

フィクションなのだから都合よく話が進むのは仕方ないとしても、現実でいじめに苦しんでいる子どもたちがいたら、「逃げるな」「立ち向かえ」「後悔するぞ」と本当に言えるだろうか?

 

日本が先進国から置き去りにされているのか

単にこのドラマが古い頭で作られているのか

元夫はとてつもなくサイテーな人間で、常識では考えられないことをいくつも行ってきたが、その中でも特に裁判で指摘したのが、『出会って2週間の彼女を子どもたちに会わせて、さらに2週間後には子どもたちと一緒に住まわせ始めたこと』だった。

 

別居する頃には・・・というか、その何年も前から彼に対して愛情とかなかったので、ガールフレンドの存在自体はどうでもよかったのだが、いきなり子どもたちと一緒に住まわせるのは容認できなかった。何度も彼女を家から出すようように頼んだが、完全に無視された。

 

裁判中は「彼女を家に入れることで、自分の子どもたちに『愛のある関係』を見せたい」などと、真面目な顔で宣っていた。

 

彼らはレストランでテイクアウトを待っているときに出会って、元夫が声をかけたらしい。歳は一回り以上も離れているが、50代半ばのおっさんが40歳ぐらいのおばさんをナンパしたということだ。それですぐに体の関係になって、その2週間後には子どもたちに会わせているのだから、どっちも頭がおかしい。

 

彼女は当時失業中でアパートの家賃が払えなくなりそうだったので、一緒に住むことを提案した・・・と元夫は言っていた。そういう元夫も無職で、彼女が選んだという分不相応なプール付きの一軒家の家賃は私たちの老後の貯蓄から支払っていた。

 


 

別居(元夫と彼女にとっては同棲開始)から10ヶ月ほど経ったとき、彼女は私の弁護士に連絡してきて、『私はもうあの家を出た。あいつは最低、最悪の人間だ。裁判ではあなたたちのために何でも証言する」と言ってきた。

新しい住所も書いてあって、「絶対彼には教えないで」と念を押すように付け加えられていた。元夫が1週間ほど家をあけている間に自分の荷物を全部引き払って、離れたアパートに引っ越したのだった。

 

家庭内の精神的にDVやモラハラを証明するのは難しい。彼女からのメールを読んでいると、彼女も私と同じような扱いを受けていたようだった。彼女は妊娠したが、それを告げると中絶しろと言われたそうだ。結局、流産して、彼女はその流産は彼から受けた様々な精神的苦痛が原因だと思っていると綴られていた。

 

ところが、1週間ほどで彼らはよりを戻してしまった。子どもたちも呆れていた。旅行から家に戻ったら、家の中が半分カラになっていて、彼女が出ていってしまった。それまでも口論が絶えなかったから、そういうことなのだろうと思っていたら、1週間ほどで戻って来た。本当にたちが悪い。もちろん、裁判での証言も「そんなこと言いましたっけ?」ぐらいに流された。

 


 

あれから1年経った今、彼女は長女と次女に長いテキストを送ってきて、元夫と別れることを伝えてきた。長女がそのテキストを私と共有してくれた。そこには彼女に対する元夫の酷い仕打ちが詳しく書いてあった。『彼は精神異常だ。自分はもう完全に彼から離れるけれど、自分がいなくなったら、残される子どもたちが心配だ。』とのことだった。

 

結婚しているとき、元夫は私のアクセスを制限することで彼は状況を支配しようとしていた。銀行や投資の口座はもちろんのこと、クレジットカード、携帯電話、インターネット、エアコンを調整するNESTのアカウントまで私にはアクセスをくれなかった。エアコンの温度まで彼の自由でないと気が済まなかったのだ。(冷房の温度設定を摂氏で約20度にしていたので、家族は夏でも毛布にくるまってテレビを見ているような状態だった。)

 

別居し、離婚が成立して、子どもの親権も財産も裁判所が完全に決めてくれたお陰で、元夫は私を支配する術をほぼ失った。

 

それでも自分が優位に立ちたいという欲望はなくならないらしく、最近は連絡方法を制限することで状況を支配しようとする。

 

私は彼とは口頭でのコミュニケーションを一切取らない。どうせ言った言わないになるし、彼は平気で嘘をつく。さらに言うなら、自分が嘘をついている自覚さえもないことが多々あるので面倒だ。すべてのコミュニケーションは記録に残る形(文章)でなければ受け付けないと伝えてある。電話がかかってきてもそれには応えず、「何の用ですか?」とテキスト(ショートメール)を送る。

 

彼はこれについて私が主導権を取ったように思ったらしく、テキストでのコミュニケーションは取らないと言い出した。これについて正当な理由は全くない。100%彼のエゴのなせる業だ。「テキストでお前は俺のことを醜く虐げているから、お前のテキストには応えない。」と意味不明なことを言っていた。

そのとき私が彼に送っていた内容は、「銀行の共同名義の口座に設定してあるクレジットカードの自動引落を解除してほしい。去年からずっと頼んでいるのに、未だに解除されていないから、口座の残高がマイナスになって、判決通りに口座を閉じることができない。」ということだった。これが彼にとっては虐待だと言うのだ。私の方がかなり迷惑を被っているというのに。

 

「俺に用があるときはこれからメールだけだ。」と言い出した。ところが、私からメールを送っても返信が来たためしがない。夏休みのスケジュールについて送っても無視。私から送ったメールは無視するくせに今週になって、夏休みのスケジュールがよく分からないとメールを送ってきた。「そんなものは離婚の最終判決に細かく書いてあるので、自分で読め」と思ったが、後で揉めるのもいやなので、判決文を参照しながらすべての日程を曜日まで入れて教えた。彼はそういう作業が不得意だ。

 


今朝、息子が「今日、学校が終わった後、ダディと一緒にナイフを作る道具を見に行ってもいい?」と聞いてきた。今日は元夫のところへ行く日ではない。

「いいけど、今日は夕方から◯◯君のバースデーパーティがあるよ。それに明日は朝早くから野球のトーナメントだし、何時に帰ってくるの?」と聞いたら、「分からない。」という返事。

 

仕方ないので私から元夫にテキストで連絡をした。

「今日は学校に迎えに行くつもりなの?」

「夕方からバースデーパーティがあるんだけど」

「とにかく予定だけは確認したいから連絡して」

 

完全に無視された。

 

先週、元夫は息子のことをうちまで送ると言っていたくせに、夕方遅くなって息子から「ママ、いつ迎えに来てくれるの?」とテキストが来て、「え?ダディが送ってくれるって言ってなかった?」と聞いたら、「予定変更のメールを送ったって言ってるよ。」と息子が言う。

メールをチェックしたら、「今日は体調がすぐれないから、息子は君が迎えに来てくれ。今日が無理そうなら、今夜はうちに泊める。」と書いてあった。

普通のメールなんて来るたびに通知設定なんてしてないし(それをしたら通知しっぱなしになる)、そういうギリギリの予定変更はテキストで知らせるのが常識だろう。元夫はわざとメールで送ってきて、自分が状況を支配している気分になっているのだ。

 

今日もメールで連絡してくるのかと、メールもチェックしたがそれすらもない。ギリギリで予定変更なんて日常茶飯事だし、鵜呑みにして息子を迎えに行かないで、元夫も来ないなんて可能性もゼロではない。それほど彼は信用できないのだ。おまけにたとえ迎えに来たとしても、その後の予定が全く分からない。

 

午後も続けてテキストを送り続けたがやはり完全に無視だったので、私はいつものお迎えの時間に学校に行った。

 

途中で工事中だったり、信号待ちが多かったりで、予定より5分ほど遅く到着したが、ちょうどカープールが始まった頃だった。すると息子が出てきて、お迎えに来ていたのはベビーシッターだった。

 

何だか、バカにするのもいい加減にしろという気になった。

 

元夫は私からのテキストにはどうせ応えないだろうから、息子の携帯に電話した。

 

「ダディに今すぐママにテキストするように言って。ダディはママに許可を得ていないから、もし今すぐテキストを送ってこないなら、警察に電話するって言って。」

 

ベビーシッターにもテキストを送った。「彼は私に息子を連れて行っていいか聞いていないし、この件について、私は朝から彼に連絡を取ろうとしているけどずっと無視されているの。一応知らせておくけど、私の許可を得ないで息子を連れて行くことは誘拐になるからね。」と。

 

元夫はすぐにテキストを送ってきた。

最初の文面は「今、ちょうどメールを送ったところだ。体調が悪いからベビーシッターにお迎えを頼んだんだ。」

それから、「体調が悪いから道具を見に行く約束はキャンセルしたんだ。息子は何時に送り届ければいい?」

さらに、「息子の顔が見たいと思ってベビーシッターに迎えを頼んだんだ。君は忙しいかと思ったし。」

 

メールをチェックすると、確かにちょうど届いたところだった。慌てて書いたのだろう。「体調が悪いからベビーシッターにお迎えを頼んだ。彼女の家に息子を連れて行ってもらう。後でベビーシッターの息子さんが送り届ける。」とあった。

元夫は息子に会う気もないのだ。ベビーシッターは彼女の自宅に向かっている途中だった。

 

「このくだらないゲームにはうんざり。次は警告なしに警察に電話するからね。」とテキストを送った。

 

それからしばらく言い訳のテキストが続いた。

「午後になって体調が悪くなったんだ。」

「君はOKしたって息子は言ってた。」

 

「規定外の時間に子どもを連れて行くときは、私に直接許可を取るのが当然でしょう。私だってそうしてる。私も子どもにあなたに知らせるように頼むことはあるけれど、それは私があなたのところに子どもを連れて行くときだけ。私のところに子どもを連れて来るときは、必ず直接連絡してる。体調が悪いって?ベビーシッターに連絡する時間はあっても私に連絡する時間はないわけ?」

 

アメリカでは実の親子であろうと裁判所の命令に従わずに勝手に子どもを連れて行くと誘拐罪に問われる。今日は彼のVisitationの日ではなかったし、私の許可も得ないで子どもを勝手にピックアップしているので、私が警察に電話していたら、彼は逮捕されていただろう。それにこういう行為は彼の親権にも影響を与える。裁判所の決めたスケジュール、もしくは互いが同意したスケジュール通りに子どもを引き渡さなかったり、規定外の日に子どもを勝手に連れて行く行為は強く禁止されている。

 

脅しでも何でもなくて、次に同じようなことがあったら、私が本気で通報することも彼は理解しているらしい。(これまでの裁判を通じて、私が戦うときは容赦しないことを学んだのだろう。)

 

長く続いた言い訳の後、漸く「今度からちゃんと直接連絡する。」と言ってきた。

 


実際のところ、巻き込まれたベビーシッターにとってはいい迷惑な話だ。彼女は何も悪いことをしていないし、多分、今も何でこんなことになったのかはよく分かってないと思う。きっと私のことは嫌いになったに違いない。

 

警察と聞いてビビったらしく、彼女はすぐに行き先をうちに変えた。元夫から連絡が来たので、息子には「ベビーシッターの家に遊びに行ってもいいよ。」と伝えたが、彼女の方がこれ以上関わり合いたくないようだった。

 

私だって本当はこんなキツイこと言わないで済むならその方がいい。

でも、強い態度で出ないと元夫はすぐにつけあがる。

彼のくだらないエゴや支配欲にいつまでも付き合ってられない。